グンッと成長したい私のスイス在住日記~ママレーザーで学んだことをむねに海外へ84スイス75日目

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かつしかFM「早く教えてっ!ママレーザー」の元パーソナリティー杉野朋子です。

 

家事も育児も苦手で、どうも上手くいかない

そんな私の悩みをプロに解決方法を聞いていく番組でした。

 

 

8月下旬から夫の転勤でスイス在住です。

 

 

番組を通じてプロから教えてもらったことをむねに、

スイスでまた新たなママ像を模索してきます。

(ポルチーニ茸の前菜 フランス料理食べました。)

 

Vendredi (金曜日)

 

四国へお遍路へいきMonsieur

フランス語、日本語を教え合うレッスン日。

 

Mosieurのパートナーは、

私の火曜日「フランス語・サロン」の主宰者で、

今週はフルーツと野菜の言い方、マルシェの買い物方法を

レッスンしました。

 

Monsieruとカフェへ移動中に、スーパーの果物売場を

通りかかりました。

 

ムッシュ 「トモコ!

       Quest-ce-que-cest ? (あれは何?)」

 

私 「La pomme(リンゴ) Le raisin(ブドウ)

   La poire(洋ナシ)」

 

ムッシュ 「Non Non Non La poire (洋ナシ)」

 

発音が難しくって、英語にも日本語にも存在していない音を

出しますよね、フランス語。

 

(メイン料理、私は野兎の煮込みにしました 血の味がたっぷり。

 

私 「マンダリンは食べたことがないです(英語)」

 

ムッシュ 「これがマンダリンだよ(フランス語)

       日本語では、どんな言い方をするの?」

 

私 「これはマンダリンです(日本語)」

 

ムッシュ 「こ~れは、マンダ~リンです~。」

 

私 「No Non日本語の発音はほぼ平板です。

   フランス語は歌っているみたいですよね?(フランス語)」

 

ムッシュ 「そう!フランス語は歌っているって言われるね

       (フランス語)」

 

ムッシュ 「僕はたぶんセブンイレブンによく行くから

       店員さんとのやりとりを教えてよ。」

 

私 「はい。『こんにちは』より、『すみません、これお願いします』

   と言いますね。(英語)」

 

ムッシュ 「こんにちは?はダメなのかい?(フランス語)」

 

私 「いいえ、でも一般的ではないです。(英語)

   『元気?』とも聞かないですね。

   日本人は知らない人に、元気?と聞かないですね

    (フランス語)」

 

ムッシュ 「えーそうなのかい。。。(ちょっと寂しそう)」

 

私 「でも、あなたが「Bonjour」って挨拶してくれたら、

   日本人はとても喜ぶと思うよ。

   フランス語は日本ではとても珍しい。

   私の夫は「フランス語かっこいい」と言ってるわ(英語)」

 

ムッシュ 「おお!そうなの?

       フランス語の歌は?歌手は?日本人は知ってる?」

 

私 「いいえ。ほとんど知らないと思うわ。

   あまりフランスの文化は入ってきてないかもしれません。

   だから、珍しくって「Bonjour」は「かっこいい」ってなる

   と思うわ。」

 

 

店員さんとのやりとりも、日本とフランス文化ではだいぶ違うと

よくわかります。

 

うちの息子はスーパーに行くと、

 

息子 「こっちは店員さん優先だから、全部自分たちで買いたい

     ものをレジに並べて、袋にいれて、忙しいんだな。」

 

私 「そうね。目を見て挨拶して元気?なんて日本じゃないしね」

 

 

 

『お客様は神様です』精神がなく、

『自由・平等・友愛(博愛)』のフランス文化が色濃いジュネーヴ。

店員さんは今、その仕事をしているだけの人で、

お客さんが偉いわけでもなんでもない。そんな感じです。

 

 

ムッシュは見えない日本のルールに戸惑うかもしれない。

寂しいと思うかもしれない、

困るかもしれないと感じました。

 

私 「あの、私、あなたが日本で使うシーンをノートに書いてくるわ

   『セブンイレブン』『お寺』『レストラン』『温泉』

   来週はそれを見ながら、レッスンしましょう。」

 

ムッシュ 「トモコは子どもがいて忙しくないのか?

       毎日、お昼を食べに学校から帰ってくるだろ。

       その後も、ずっと子どもの面倒だろ?」

 

私 「大丈夫よ!私もそれを作っていると勉強になるから!」

 

 

ムッシュは2カ月半、一人で日本をまわります。

四国のお遍路を終えたら、京都、大阪を見て、ジュネーヴへ

帰ってくるそう。

 

 

初めて日本に行くそうだから、好きになって帰ってきてほしいな。

 

 

 

 

 

 

 

子育て発展途上中の私の気づきを、

高祖常子さんが、

日経スタイル電子版で記事にしてくれました。

イライラ育児、日本を出たら消えた 海外在住母の報告 - 日本経済新聞
仕事と子育ての両立の中で、子どもが言うことを聞かなかったり、さっさと動いてくれない時、イライラしてつい怒鳴ったりたたいたりしてしまうという人がいるかもしれない。イライラは子どもとの関係だけでなく、仕事にも影響を及ぼすこともある。今回は海外に転居した日本人母が感じた子育て環境の違いを通して、「怒鳴る・たたく」育児の背景に...

 

 

 

 

 

 

『育児情報誌「miku」編集長』

『叩かない子育て』

高祖常子さん

高祖 常子オフィシャルサイト
育児情報誌miku編集長/子育てアドバイザー、高祖常子のオフィシャルサイトです。育児誌を中心に編集・執筆を続けながら、子ども虐待防止と、家族の笑顔を増やすための講演活動、ボランティア活動も行っています。

 

 

 

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