かつしかFM「早く教えてっ!ママレーザー」の元パーソナリティー杉野朋子です。
家事も育児も苦手で、どうも上手くいかない
そんな私の悩みをプロに解決方法を聞いていく番組でした。
8月下旬から夫の転勤でスイス在住です。
番組を通じてプロから教えてもらったことをむねに、
スイスでまた新たなママ像を模索してきます。
(「スカウト」では始まりと終わりに円になり、叫んで挨拶)
Samedi(土曜日)
午後から、
以前体験した「スカウト」(ボーイスカウトのような)に
参加してきました。
高校生ぐらいのリーダー「シェフ」が、
その日の活動内容を考えて、子ども達と一緒に楽しみます。
私 「シェフにはちゃんと目を見て挨拶をするのよ。
Bonjourはもう言えるし、ca va(元気です)も言えるね。」
娘 「うん・・・。」
私 「あなた達はいつも人の目を見ない!
それはやめなさいよ。」
シェフは私たちを見つけると、挨拶をしに来てくれました。
シェフ 「Bonjour ? Ca va ?」
娘 「Bonjour. ca va.」
私 「目を見て伝えて!ちゃんと顔を見て大きな声で。」
娘 「挨拶した!」
私 「その声の方が大きい!もう一回。」
娘 「Bonjour ! 」
シェフ 「Merci !
私たちの挨拶にはポーズがあるのよ。
こんな風にするの、やってみて!(フランス語)」
シェフは子ども達2人の様子を気にしながら、
円の中に連れて行ってくれました。
(「スカウト」で顔のペイントをしました)
その後、こっそりその場を離れて、
建物のかげから子ども達の様子を見ていました。
すると、私の目の前に男性が立ち、明らかに私を警戒していました。
「あ~なんて説明していいか、わからない。。。。。」
「私の子どもを見ているだけよって何て言うんだ?」と
思いながら、
笑顔を作って子ども達を見ていました。こわい、こわい。。。
3分程、私と向き合っていた彼はいなくなり、
子ども達も森の中へ入っていきました。
今日の活動は近所の森をあるくようです。
スカウトの活動は14時~17時まで。
活動終了時刻に親がむかえにいきます。
私 「あ!顔、何かかいてある!」
娘 「森の中でね、かいたんだよ!真っ白に塗ってる子もいた。」
私 「何してたの?」
娘 「あ~かくれんぼ。森の中で見つからないようにする為に、
顔にかくみたい。」
私 「へ~いいね。楽しそうで。」
娘 「私、このスカウトに入りたい!日本語の補習校へ行かなくて
もいいから!」
私 「そうね。。。ママもこの活動いいと思うわ。」
スイスでしかできない経験をしてほしいと願っています。
本人が何を望むか、その子次第ですけど。
息子 「僕はどっちでもいい。何もすることがなければ行く。」
娘と違って、息子は割と消極的で、受動的。
言われたことは完璧にこなすけど、
自分から「〇〇がしたい」ということがあまりない子。
(娘は「〇〇がしたい」がとても多い子)
この性格の違いが、
こちらの世界でくっきりでてきました。
それはまた後日、書きます。
娘 「この顔で帰るの恥ずかしいなぁ」~
私 「誰も見てないよ。こっちの国は他人を気にしてないよ。」
娘 「あ!そうだった!」
毎日、毎日、オリジナリティ溢れる人達と触れていて、
誰も周りを気にしてないと肌でわかってきたようです。
どんどん突き抜けなさい(笑)娘よ。
でも、日本の勉強、どうしよう。。。。
子育て発展途上中の私の気づきを、
高祖常子さんが、
日経スタイル電子版で記事にしてくれました。
『育児情報誌「miku」編集長』
『叩かない子育て』
高祖常子さん
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