こんにちは。
子どもの言葉づかいで悩んでいる人へ
解決策は、
子どもにつかって欲しい言葉を親が言えばいいのです。
私は10年間「過干渉」の子育てをし、
現在は「過保護」にかえました。
すると子どもの言葉づかいも変わりました。
・早くして!
・なんで!
・いいからやりなさい!
・いいですよ~
・好きすぎる
・どうしたい?
10年という歴史が長いので、
今も子どもの言葉づかい全部が
よいものとはいきません。
でも、肯定的な言葉を発するようにかわりました。
子どもは親が使う言葉しか
使いません。
外で尊敬する大人の言葉は
家庭のインプットを超えるほど
あびてないのです。
私は子どもたちがフランス語を習得していく中で、
このことに気づきました。
スイスで子どもたちがイチから
言葉を習得していく過程と、
「過干渉」から「過保護」へと切る変える中の
子どもたちの変化をお伝えします。
子どもは親の言葉から言語を学ぶ
スイスでは親も子も、「フランス語ゼロ」から
スタートでした。
子どもが一番先に覚えたのは
「メルシー」と「ドゥルリャン」です。
「ありがとう」「どういたしまして」
私が街を歩くたびに使っていた言葉です。
ジュネーブは子連れだと、
道をゆずってもらったり、
場所をゆずってもらったり、
ドアをあけてもらったり、
「子どもが先だよ」と言われたりと、
親切にされお礼を言うシーンが多かったです。
同じぐらい私もお年寄りや、子連れの親子に
手をかしました。
お礼を言われ「どういたしまして」もよく言いました。
子どもたちは私がよく使っていた言葉から
フランス語を覚えていきました。
また、「バカ」「アホ」などの
人を傷つける言葉は覚えませんでした。
言われる機会もありませんでしたし、
私も使うことはないですから。
言葉はよく使うものから
インプットされていきます。
フランス語を学んでいく中で、
よくわかりました。
子どもに使ってほしくない言葉、
じつは親がよく使っているのかも。
キツイ言葉は早く、優しい言葉はゆっくり
私が子どもへ「過干渉」していた時は、
とにかく効率的にいうことをきかせることを
考えてました。
今から思うと、かなりサイテー。
だから、言葉も子どもに従わさせるために
キツクなります。
そして、これは効率的です。
子どもは怒られるのがイヤなので、
反発しながらも最終的に従います。
これを子どもが学習し、
親にも姉弟にも使いはじめます。
娘 「早くしてよ!なんでやらないの!いいからやりなよ。」
息子「なんでやらないといけないの。関係ないじゃん。」
娘「言い訳はいいから、早くやれ!」
おそろしいほど、家庭内で使われていた言葉の完コピです。
スイスで「過保護」の子育てに切り替えた当初、
子どもは戸惑いました。
私「いいよ~、それで、どうしたいの?」
息子「そんなこと言って、最終的にママの言う通りにしないとなんでしょ。」
私「そんなことないよ。どうしたいか言ってみて。」
良い変化はずっと続くとはにわかに信じられませんよね。
子どもは疑いますが、この揺れ戻しの時期を経て、
やっと肯定的な言葉を使うようになってきました。
娘「いやなら、どうしたいの?」
息子「僕がこのゲームをやりたい。」
娘「私はどうすればいいの?」
息子「あとでやる。」
娘「かってすぎね?(笑)まぁ、いいや、明日はわたしからね。」
こちらも家庭内の完コピです。
親が変われば、子どもも変わりますし、
環境が変われば、人もかわれました。
言葉づかいなんて関係ないじゃん
「言葉づかいなんて関係ないじゃん」、
確かにそういう面もあるのは事実ですね。
例えば、相手をホッとさせることを言っておきながら、
行動はともなわない人います。
だから大切なのは行動だという意見。
最もだと思います。
そうかと言って、言葉づかいが関係ないとは
限りません。
特に子どもの場合は、
家庭の状態を表していると思います。
わが家はキツイ言葉を子どもが話す時もあるし、
優しい言葉を話す時もあります。
キツイ言葉を話している時の子どもの状態は、
キツイ何かがあるのです。
そこに目をむけないと解決できないと
経験から感じます。
まとめ
子どもの言葉づかいで悩んでいる人へ
解決策は、
子どもにつかって欲しい言葉を親が言えばいいのです。
子どもは親が使う言葉しか
使いません。
外で尊敬する大人の言葉は
家庭のインプットを超えるほど
あびてないのです。
キツイ言葉を話している時の子どもの状態は、
キツイ何かがあるのです。
子どもは親の鏡って、
するどすぎる言葉ですよね。
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