ジュネーブで子育てを考える81「WHOが『ゲーム障害』を認定・わが家もルールを改定」

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スイス在住ママのお悩み解決パーソナリティー

杉野朋子です。

 

うちのキッズはここ最近4時半に起きていました。

YouTube」やゲームをする為に。

 

 

私 「YouTubeやゲームはとても楽しい。

  でも、朝だけじゃなくて、お昼休みも、夕方帰ってからもしてる

   『もうやめたら?』と言えば、君たち怒るでしょ?

   だいたい4時間半ぐらいダラダラしてる気がするよ。

 

  ママね、『ゲーム障害』が疾患として認められたっていう

  記事をみつけてね。WHOが認定したんだって。

  結構、チェック項目に君たち該当してるのよ。

 

  前に決めたルールも守ってないし。

   もう一回決めましょ。

  お互いの権利を主張してみましょう

 

ゲームが悪いわけじゃなくて、

ルールを改定する必要がありました。

 

(娘の目覚まし、5時29分に起きると決めた)

 

『時間を見直す、4時間半をどう使う?』

 

私 「4時間半をゲームとYouTubeに費やすことについて、

   どう思いますか?」

 

娘 「良くないと思う。」 息子 「よくない」

 

私 「どうしてですか?」

 

息子 「ママがよくないって思っているから。」

 

私 「ママは関係ありません。自分で時間の使い方を考えてみて。

   例えば、4時間半あれば、移動時間をぬいて、

   フランスへ行って友達と3時間50分遊べます。」

 

娘 「確かに。。。 私は2時間半を睡眠にして、

   1時間を朝フランス語の勉強にして、

   1時間は放課後友達と校庭で遊ぶ。

    30分をゲームにあてます。」

 

息子 「じゃあ、僕は4時間寝ます。まだ小さいから。

    30分ゲームにします。」

 

 

(我々が内容を覚えておくよう、メモ)

 

『より具体的なシチュエーションを考える』

 

私 「では30分のYouTube・ゲーム時間、はいつやりますか?

   問題点は2つあります。

   ゲーム機は1台ですからやる時間がバッティングすると

   もめますね。

   ②YouTubeを2人とも見たい場合、チャンネル争いでもめます

 

   提案をしてください。」

 

娘 「お昼休みにやります。

   その日によって、ゲームをする人と、YouTubeの人を

   分ければいいと思います。」

 

息子 「僕は心霊のYouTube番組が怖くてみたくないのに、

     お姉ちゃんが見るんだよー。」

 

私 「では、その時はあなたが部屋へ移動するのはどうでしょう。」

 

息子 「部屋で一人でいるのが怖いし、

    番組の声が聞こえて嫌なんだー(大泣き)」

 

娘 「じゃあ、私は見られないの!それなら、あんたも

    YouTubeなしだ!」

 

私 「どうします?二人ともYouTubeなしになりそうですよ。」

 

息子 「じゃあ、僕が我慢すればいいんでしょ!」

 

私 「0か100かではなく、お互い妥協点を見つけないと、  

   みんなが幸せになれない。」

 

子供同士の話し合いは、すぐ思考停止になって

「じゃあ、もういいよ!」となりました。

その度に「問題はここだったよね」と戻せば、

話は進みました。

 

必ず論点を戻してあげさえすれば、自分達で妥協点を

見つけ、ルールやペナルティも決められました。

 

実はこの話し合い、WHOの記事を見せたり、

途中で会議場からどちらかが泣いていなくなったり、

1時間はかかってます()

 

 

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