ジュネーブで子育てを考える78「手作りの価値」

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スイス在住ママのお悩み解決パーソナリティー

杉野朋子です。

 

現地校で「パティスリー」があるので、

またガトーを焼いていました。(これしかできない()

 

「パティスリー」とは、

手作りのお菓子を用意して、それを1フランか2フランで売り、

その資金を学校行事に使うというバザーのようなイベントです。

 

料理の苦手な私にとっては「修行」のようなイベントです()

でも、子供たちはとても楽しみにしていますね。

 

私はこれまで『手作り』に割と価値をみいだせませんでしたが、

(できないことへの言い訳ですよね、たぶん)

「作っている様子」を一緒に味わうから美味しいのかもしれません。

やっとわかりました。

 

 

 

(ガトー作りも9回目ぐらい。さすがに準備は早くなりました。)

 

『ママのを買う』

 

私は1種類のケーキしか作れません。

これまでにバターを2回入れ忘れて、そのまま皆で食べたこともありますw食べても気づかない幸せな性格。

 

娘 「ママ、バター入れた?」

 

私 「うん、入ってるけど、ちょっとというか、だいぶこぼれてね。

   たぶん大丈夫。」

 

娘 「私が売るのだけど、でも大丈夫だな。

   販売の人も買ってもいいんだよ。私はママのを買う。」

 

もう何度も食べているのに、私のケーキを買うのは、

「作っている様子」の楽しい思い出があるからだと言ってました。

 

『手作りケーキ』は思い出を食べているのね、

だから幸せな記憶になるのねと、

考えながら調理していたら、

中身がプツプツなっている生焼けケーキっぽい。

 

今回も、食べる人、ありがとう()

たぶん大丈夫。

 

「作っている様子」は幸せだから味の上乗せしといてくだされ。

 

 

 

 

 

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