ジュネーヴで子育てについて考え㉗「将来の仕事について、何ができる?」

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スイス在住ママのお悩み解決パーソナリティー

杉野朋子です。

 

「みなさん(娘・息子)、将来は何の仕事をするのですか?」

 

この質問は定期的に聞いています。

 

娘 「大工さんか建築士」

 

息子 「恐竜研究」

 

〇〇したいという視点の職業選択を、

あなたは何ができるかという風に変えて質問してみました。

 

私 「社会の為に、何ができる?」

 

娘 「まだ、何もできないよ」

 

私 「できないことが何もないぐらい可能性ばかりでしょ。

   あなたたちはとても恵まれた環境にいるね。

   何だってできる。

 

   じゃあ、どんな風に生きていきたい?」

 

娘 「幸せに生きていきたい」

 

私 「どうすれば幸せを追求できるだろうか?」

 

娘 「平和で争いのない世界じゃないと・・・」

 

(軍縮会議の場所 ジュネーブ・国連内)

 

 『私は何ができるのだろう・・・』

 

「学校のお友達の国が大変なことになっている、

いつ、何が起こるか分からない」

 

国際都市ジュネーブに暮らし、

「外国」を身近に

考えられるようになって、

そう思えるようになったようです。

 

常日頃ずっと世界平和を考えているわけではありませんよ。

 

ただ、大変な地域の人達が身近にいるので、

家庭での話題に多くあがってきます。

 

私 「ママのフランス語教室にシリアの人が入ってきたよ」

 

娘 「あの戦争をしてる?その人、子どもは?家族は?

   大丈夫なの?」

 

私 「女の人で、ママより年上かな~。めっちゃ美人!

   詳しいことはわからないの、だって、お互いフランス語が

   できないから、「Bonjour」「Ca va ?」「Au revoir」ぐらいよ()

 

私 「ジュネーブで暮らしているから、手続きも完璧にしているん   

   だと思うよ。彼女は大丈夫だけど、彼女の母国はね、

   あなた達ぐらいの子どももみんな逃げ回ってる。

   ほら、見てごらん(ネットニュース画像)」

 

娘 「子どもが銃を持ってる・・・」

 

私 「この子たちは生きるのに必死で、戦うか逃げるしかない

   のかもしれないね。

 

   平和の為に、あなたができることを考えてみたら?

   ジュネーブで暮らして、安心して学校に通えて、

   なんでもできると思うよ」

 

 

 

『誰が平和を作るの?』

 

娘 「じゃあ、私は軍縮会議にでる!どうやったらなれるの?」

 

私 「おお!きたね!でも、あなたの意見が通るとは限らないよ。

   メンバーは他にも大勢いるからさ

 

   権限のある立場にいけば、自分の思い通りになる

  わけでもないしね。

   偉い人の意見でコントロールされる世の中はママは嫌だ」

 

娘 「なんだよ~難しいなぁ」

 

平和は難しい、だからなかなか手に入らないのかもしれません。

世界規模でも家庭規模でも、同じだなと私は思います。

 

何かを我慢して、犠牲にしての「平和」は違う気がします。

 

わがままとはちょっと違う「幸せの追求」を、

一人ひとりがしていけば、「平和」にむかうのでしょうか。

 

娘は「自分ができること」について考えだしました。

(ころっと忘れそうだけどw

 


『マダムモコの

  いつか使ってみたいフランス語講座~笑える発音編~』

 

私の視点で、「ぷっ」と笑える発音の単語を集めてみました。

 

  Voiture (ワチュー)

 「車」   

 

これはマダムが息子のお腹をつっつくときの

効果音でした。

 

はじめてCDでこの単語を聞いた時は、

大爆笑してしまった。

 

そして、すぐ覚えられたw

 

 

 

 

 

 

それでは

Au revoir

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