スイスで自分と向き合う⑫「一歩踏み込んだ親切」

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スイス在住ママのお悩み解決パーソナリティー

杉野朋子です。

 

ジュネーブ、ご近所の話題です。

 

わが家の隣のおばあちゃん、一人暮らしの85歳。

 

私はおばあちゃんの荷物を持ったり、

タクシー見つけたり(家の前にきたかどうか)はしていたのですが、

もう一歩、踏み込めなかったです。

 

 

(チョコレートと「手作りのたぶんチャーシュー」)

 

『迷惑かどうか行動してから考えるといいな』

 

おばあちゃんは目が悪くて、腰も痛いとよく話しています。

「料理はどうしてるのかな?」

私が作るものは日本食だし、おすそわけも迷惑かな?

と考えていました。

 

ある日、現地校のアラブ系のお友達(同じマンション)が、

お隣のおばあちゃんへ夕飯を届けてました。

 

スパイスの香りが強い料理でした。

(たぶんアラブ料理です)

 

私 「ママもおばあちゃんに何か持っていきたいのだけれど」

 

息子 「僕も一緒に行く!」

 

私 「おばあちゃんだから、このお肉だとかたいかな。

   小さくきるけど」

 

日持ちのするチャーシューをおばあちゃんの所へ持っていきました。ピンポーン。

 

私 「しまった!あなたへのプレゼントですってフランス語で

   何て言うんだろう」

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娘 「調べてからくるでしょ」

 

私 「あ!これは肉ですってなんだっけ?魚はわかるけど()

 

おばあちゃんは笑顔で迎え入れてくれて、お宅まであがらせてくれました。

 

子供達はおばあちゃんの部屋に興奮し、ウロウロw

 

おばあちゃんは二人を捕まえようと鬼ごっこをしてくれました。

 

おばあちゃん 「ベランダに来て、桜があるの。

          こっちはイチョウよ。」

 

私 「わぁ、すごい!これの手入れは大変じゃない?」

 

おばあちゃん 「水を上げてるだけ、あとは太陽が咲かせてくれる」

 

おばあちゃん 「こちらの料理の方が時間がかかってそうよ」

 

私 「全然() しょうゆを使ってるの。あなたは好きかしらw

 

 

おばあちゃんはとても喜んでくれました。

 

ご近所へのおすそわけ、

色々考えてやめてしまうこともありました。

 

行動できない時って、先の見えない不安が大きいからですね。

「嫌がられたらどうしよう」と自分への保身もあったと思います。

 

でも、迷惑かどうかは相手が決めることで、

non」って言われたらやめればいいだけの話。

 

拒否されたら傷つくなんて、器の狭い考えだったなと、

おばあちゃんの笑顔をみて反省してます。

 

(ショコラのお店は何度きても楽しい!)

 

『マダムモコの

  すぐに使ってみたいフランス語講座~旅行でこれだけは編~』

 

旅行中にお子ちゃんでもできるフランス語を紹介します。

 

 ⑪ 「Merci a vous aussi」 (メルシーアヴ オーシィー)

 

「あなたもね」

 

良い一日を!や「ボナペティ(召し上がれ)」と言われた時など、

感謝を込めて「あなたもね」と伝える時に使います。

 

相手も笑顔になってくれる、いい言葉です。

 

 

 

 

それでは

Au revoir

 

 

 

 

 

 

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