Bonjour!
かつしかFM「早く教えてっ!ママレーザー」のパーソナリティー
杉野朋子です。
家事も育児も苦手で、どうも上手くいかない
でもママとして、キラキラ輝き、楽しく生きたい!
そんな私の悩みをプロに解決方法を聞いていく番組です。
放送は9月末までで、およそ75組のゲストが出演してくださいます。
8月下旬から夫の転勤でスイス在住です。
(放送は収録したものをながします)
番組を通じてプロから教えてもらったことをむねに、
スイスでまた新しいママ像を模索してきます。
(図書館 「FERME」 もわからず、その場で辞書検索。
どう見たって休み。。。)
金曜日。
理想の彼氏、息子は
学校へ行きたくないから、プォーン歩き。
(お公家さんのような)
授業開始の鐘の前には学校で待っているのに、
教室へ全然たどりつかないスピード。
赤ちゃん抱っこで、運んでみたり、
米俵持ちをしてみたり、
おんぶしてみたり。
(そういえば、こちらで赤ちゃんおんぶは見てません。
皆さん、まえ抱っこ。パパ抱っこのケースが主。)
ママはもう腰が痛いよ(泣)
授業が始まっていても、結構遅れてくる子供達もいます。
先生は「早く!」とは言わずに、「Its OK」。
私の彼氏は教室に入りたくないから、上履き(スリッパ)も
ゆっくり履き替え、上着もゆっくり脱いで、もたもた。
それでも、私が笑っていられるのは、
おそらく、その子のペースを許してくれる学校だからだと
思います。
遅刻していても、ママやパパとの別れのキスや
「Je t’aime(愛してる)」もしっかりやってから教室へ入っていきます。
先生はその様子を見ながら待っています。
親が教室の入り口までついてきて、(本来は校舎内は入りません)チュッチュやハグも、「Its OK」
この環境が、自分の子供の様子にあわせて、親が行動できるから
私の気持ちにも余裕がうまれているのかもしれません。
図書館でのフランス語教室があるようで、
その申し込みに行ってきました。
月曜日、行ったら休館日だったので、リベンジ。
フランス語をノートに書いて、
「私はフランス語を習いたい。」
「申し込み方法を教えてください。」
「お金は今日払うの?」
「場所はどこで開かれるの?」など
いくつか質問を覚えて、ドキドキでいきます。
受付には前回図書館でカードを作った時の女性がいました!
女性 「Bonjour! Tomoko!」
私 「Bonjour! Madame」
彼女は日本が好きらしく、フランス語教室のことなど日本人の私に教えてくれた人でした。
ラッキー!助かった。
私 「S’il vous plait dites-moi comment appliquer?
(申し込み方法を教えてください)」
女性 「当日に直接会場へいけばいいのよ。
(フランス語)」
私 「Here? Over there? (また英語)」
女性 「pardon ? (何?フランス語)」
私 「this library ?(この図書館?)
あー、フランス語で図書館って何だっけ?」
男性 「bibliotheque (フランス語図書館)」
私 「そう!bibliotheque!」
女性 「oui oui bibllotheque !」
私 「Merci beaucoup ! Monsieur(ありがとう!ムッシュ)」
男性 「De rien (どういたしまして)」
言葉が通じないと周りの人が助けてくれる。
そんなことがよくあります。
スーパーのレジや学校の先生とのやり取りも、
お互い通じないと誰か必ず手を差し伸べてくれて、
お礼を言えば「De rien (どういたしまして) Au revoir(バイバイ)」
と挨拶までしてくれます。
親切と挨拶が嬉しいスイスです。
(「ありがとう!あなたもね」をやっと言えるようになった)
学校へむかえに行くと、いつも怒ってでてくる息子。
息子 「もう地獄だよー。」
私 「ああ、そうね。ママもまた今日、誰かに助けられたよw」
息子 「お友達も先生も何を言っているのかわからなくて
イライラする!僕がいつも一番最後なんだ!」
日本では勉強も、授業態度も割と優秀だった彼は、
こちらでは上手くいかずにもどかしいみたい。
泣いて怒っている彼と帰り道、見たことがある女性が通りかかりました。
顔見知り女性 「Bonjour! Madame!」
私 「あー!交通整備の!(日本語)」
顔見知り女性 「oui oui (日本語で何となく通じる奇跡)
Tu t’appelles comment ?(あなたのお名前は?)」
息子 「ジュマ ペール ●●●●」
顔も知り女性「Pardon? 日本の名前は難しっくって(笑)
(てきなことをフランス語で)」
私 「Il s’appelle ●●●●(彼の名前は●●●●です)」
顔見知り女性 「OK! ダッカァー(わかったわ)
Bon week-end!」
私 「Merci, a vous aussi.(ありがとう、あなたもね)」
自分からではなく、先方から声をかけられたのは初めて
とても嬉しかった。
毎日、挨拶を挑戦しててよかった!
息子もちょっとご機嫌になりました。
息子 「帰るよ!マモー!(フランス語でママの意味)」
ちゃんと吸収できてるから、どんどんフランス語がでてくると思います。まだ、学校始まって2週間だしね、これからよ。
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