スイス在住ママのお悩み解決パーソナリティー
杉野朋子です。
現地に20年以上住む日本人のママ友に(先輩です!)、
(日本の虐待事件について)
『なんで怒鳴り声が聞こえて、通報しないのかしらね?』と
夜のニュースを見ていた娘に、
(イギリスの議会で)
『この怒鳴っている人が一番強い意見を持っているの?』と
聞かれました。
「怒鳴る」ことについて、
ヨーロッパと日本での意味について考えました。
(公園での風景、城壁の奥は旧市街 大好きな場所です)
『ヨーロッパで怒鳴るなんて狂気の沙汰』
公園や学校でも
親が子供に怒鳴って怒っている姿は見かけませんし、
その声も聞こえません。
そもそも、ジュネーブのムッシュ・マダムは
大声で話していたり、大笑いをしていたりはしません。
小さな声で会話を楽しんでいて、
たまに若い人たちが大きな声でトラムに乗っていると、
「ジロ」と目線を送るマダムがいますね。
とは言え、
学校の先生の中に、
感情的に大きな声を出す人はいるそうで、
「子供はね信頼してないって、授業だけ聞けばいいって
言ってるわよ」と
論理的に話せない大人は信頼されていませんね。
なので
『怒鳴ってしつける』なんて稚拙で狂気の沙汰と
見られるでしょう。
(「バランソワ!シルトゥプレ!」=「ブランコかわって」)
『大きな声を出している人が指導者で一番偉い』
娘の脳内はこう理解しているようでした。
彼女の中で、大声はよくある風景で、日常でした。
娘の好きなアニメの中で、(日本で)
お母さんから角がはえて、大声で注意されていたり
お父さんは子供を正座させて怒鳴っていたり、
アニメに登場するほど「怒鳴る=普通のしつけ」なんだなと
感じました。
でも、「怒鳴らない子育て」をしているヨーロッパの人を見ると、
「怒鳴る」という行為は力でねじ伏せているだけ、
しつけや指導にならないと考えるようになりました。
これまで彼女を怒鳴ってきた人(私も含めね)は、
全員大人で指導する立場の人達でした。
だから必然的に「私よりも偉くて正しい」と思ってしまうと
わかりました。
大声で威圧的に物をいう人は、
一番信用できないと学びました。
※指導者が上という関係はジュネーブはなさそうです。
(日が長くなり季節の変わり目を感じられます。遠くにジュラ山脈)
『マダムモコの
いつか使ってみたいフランス語講座~恋人への呼びかけ編~』
㉕ ma petite mokoマ プティットモコ
「僕のかわいい モコ」 ma は女性系
名前の前にpetite(小さい)をつけて、
「かわいこちゃん」みたいな感じで使うそうです。
四国のムッシュがこれを使って奥さんを呼んでるそう。
本当に仲良しで、待ち受けが奥さんなのよ。羨ましいのよ~w
(ムッシュ65歳 奥さん68歳)
それでは
Au revoir
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