かつしかFM「早く教えてっ!ママレーザー」の元パーソナリティー杉野朋子です。
昨年8月、スイスに引っ越してきました。
英語もフランス語もできない外国人ですが、
周りの人達に助けられながら元気に生活しています!
住み始めてまだ5カ月も経っていませんが、
地域に溶け込むことができたと感じています。
(当社比 (笑))
ジュネーヴの人達から、
私は「外国人親子にできること」を学びました。
今日はシリーズ二回目です。
(同じく外国人でフランス語を一緒に学ぶ友達)
『子どもがお手本!積極的な親切』
現地校息子のクラスでバスに乗って歯医者の集団検診が
あった時のこと。
教室へ行くと、私は子ども達に久しぶりに囲まれました。
女の子A 「彼は歯ブラシ持ってきた?(フランス語)」
女の子B 「バックは教室に置いていくのよ (フランス語)」
私 「まぁ、親切にありがとう。
あなたの言ってることわかったわ。(フランス語)」
女の子の集団に囲まれ、一言二言フランス語で
話していると、男の子達が現れました。
男の子A 「あ!〇〇たちは(息子の名前)
フランス語がわからないから、
僕が英語でトランスレートするよ!(英語)」
男の子A 「今日は歯科検診に行くから、学校の外へ
みんなで行くんだよ。通じた?(英語)」
私 「ええ、ありがとう、わかったわ(フランス語)」
男の子B 「ハイ!元気?調子はどう?(英語)」
私 「ええ、元気よ。あなたは?(フランス語)」
男の子B 「順調だよ(フランス語)」
私たちが困っているのではないかと、
子ども達が現地の言葉で一生懸命伝えてくれます。
私がわからないわと首を振ると、
何度も同じ単語をゆっくり話してくれる子もいました。
もう、涙がでるほど嬉しいですよ。
(人種、性別、年齢、関係なく遊ぶ仲間!)
私は日本に居る頃、
同じ学校の外国人親子に
「自分の英語はイマイチだし、うまく伝えられないなぁ」と
そんなことばかり考えていました。
今は、
「なんで日本語で、一生懸命伝えなかったのだろう」と
とても後悔しています。
母国語が日本語ではない人からすれば、
他の国の言語と日本語は全く似ていないので、
習得がとても難しいとわかりました。
2016年文部科学省の統計によると
4万4000人の外国人の子どもが、言語の学びの場が必要と言われています。
でも、学びの場は公立学校などでも十分とは言えないと思います。
その上、日本語で行われる授業についていけず、
どんどん取り残されているのが現状ではないかな?と感じます。
とは言え、
日本語がわからない外国人でも、
「あの人は私を気にかけてくれて、一生懸命に伝えようとしている」
この気持ちは理解できるはずです。
継続的に声をかけ続け、大丈夫?と心配する。
すると、外国人親子は「あの人なら頼れる」と、
あなたが心の支えになるはずです。
一生懸命伝えてくれる姿は、うっかり涙がでるほど、
嬉しいものです。
(何を言ってるのかわからないけどねw
でも、これが言語を学ぶパワーにもなります)
それでは最後に、
『マダムモコの
いつか使ってみたいフランス語講座~美容・健康編~』
今週はフレーズとジュネーヴの人の美容や健康についても
ご紹介します!
⑤ Je voudrais me raffermir les bras.
「腕を引き締めたいです」
腕の補正下着の広告を見かけます。
お肉の付き方が日本人と違うからでしょうか?
マダムはチョコとチーズのおかげで、
順調に階級を上げてきてるわよw
~ラジオ出演・お知らせ~
NHKラジオ第1放送「ちきゅうラジオ」
1月12日㈯
『スイス特集』でした。
私は12日 午後6時過ぎ
ジュネーヴの行事「エスカラード」について
お話ししました。
聴き逃した放送、配信中です!
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