ジュネーヴで子育てについて考え㉔「娘が世界の視点を持ち始めた」

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スイス在住ママのお悩み解決パーソナリティー

杉野朋子です。

 

日本からコロコロコミックが届いてw

娘が一言。

 

娘 「もう妖怪ウォッチも全然見られないから、

   この人誰?って感じ。

   なくても生きていけるしね、他のフランスアニメ見られるし」

 

私 「でも4カ月テレビなかったよ」

 

娘 「そだよ、テレビなくても、大丈夫。

   言葉できなくても友達できた」

 

娘はたまにもの凄くするどいことを言うので、

もっとインタビューしてみましたw

(でも、彼女の目線はコロコロ読んでます)

 

すると、

平和な日本を離れて、

世界中の友達に触れていく中で、

自分がいかに恵まれていたのか

娘は気づいていたようです。

(四国ムッシュはついに四国入り!「日本人はみんな親切だね!」

 というメールと共に、ビールの写真()

 

『次に住むとしたらどんな国がいいですか?』

 

 

 

 

娘 「安全で、人が親切で、清潔な国がいいです」

 

私 「外せないのはどのポイントでしょう?」

 

娘 「それはやっぱり、安全ですね。

   安心して暮らしたい、安心して学校へ行きたいですね」

 

私 「次のポイントは?」

 

娘 「人が親切な所ですね。ジュネーブは

   みんなニコニコしていて、どこへ行っても困りません」

 

私 「清潔はどうして最後ですか?」

 

娘 「自分で我慢できるところまでですけどね・・・」

 

ベスト3は

安全

親切

清潔

 

安全

BBCEUニュースを見ていますが、

トップニュースはテロか空爆か暴動かです。

毎日その映像を見ていると、

いかにここが平和かよくわかるようです。

 

しかも、危険な国がお友達の母国だったりするので、

なおさらその子の身になって、その国を思えます。

 

「他人事」ではなくなったみたい。

 

 

親切

 

道に迷っても誰かが教えてくれます。

 

郵便局のシステムがわからなくてまごまごしていても、

後ろに並んだ人が案内してくれました。

 

学校の友達は娘のことを気にかけて、

授業の準備を手伝ってくれます。

 

「言葉ができなくも、どこへ行っても困らない」

ってすごいことだと考えます。

 

清潔

 

ジュネーブはキレイな街です。

それでも

テレビで他の国の様子と、自分の育った日本が違うことに

気づいたようです。

 

不衛生で

病気になってしまうような状態の国をニュースでもみますから、

発想が変わってきたのかもしれません。

(黄色いベストを見た時に「怖い」と言った娘。

 パリでの様子をテレビで見てたからだと思います。)

 

『自分と同じ環境の人は多くはない』

 

世界を知るにつれて、

文化や習慣の違いも、育ってきた環境もことなることが

娘はわかってきたようで、

相手を気づかいながら質問できるようになりました。

 

娘 「〇〇くんはどうしてジュネーブに引っ越してきたのかな?

 聞くのはあんまりよくないかな、危険で逃げてきたのかもだから」

 

私 「そうだね、それはママもわからないし、

   興味本位で聞いて、本人が辛い思いをしてもよくないよね」

 

私 「ママのフランス語教室で、

   『あなたの両親の名前は?』っていう文章があってね、

  それぞれペアを組んで答えるのだけど、

  

  コロンビアの女性達は「両親は知らない、いない」って答えてた

 

  自分の当たり前が、みんなの普通じゃないからさ。

  丁寧におしゃべりする必要があるんだなって思った」

 

娘 「でも、ママ、フランス語できないじゃん」

 

私 「セ ジュウスト!(その通り!)」

 

 

娘を見ていて、視野が広がってきたなと思います。

相変わらず「怒りんぼ()」ですが、

自分で決めたルールで遊び時間を守り、

勉強中もウロウロしなくなってきました。(彼女なりの成長)

 

「だって、私はできる環境にあるから」だって。

 

『マダムモコの

  いつか使ってみたいフランス語講座~フランスの名字~』

 

 ⑦ OEUF

 「卵」   

 

名字!!直球ね、相変わらず

 

マダムは幼稚園~中学まで「たまごちゃん」って言われてたなw

顔が「たまご型」だから()

 

転校しても同じあだ名がついた時は、

もうずっと「たまごちゃん」でいいって思った!

 

マダムタマゴ・・・言いにくいねw

 

 

 

それでは

Au revoir

 

 

 

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