スイス在住ママのお悩み解決パーソナリティー
杉野朋子です。
娘のポケモンカード盗まれた件、
中間報告です。
学校側の対応も、
生徒の態度も日本とはだいぶ違いますね・・・。
(放課後、歩きながらクロワッサンを食べる )
『盗んだ彼の姿勢』
今日は木曜日。
明日の金曜日までに彼は「ポケモンカードを返す」か
「お金を払う」をしないといけません。
そんな彼は今朝、娘のクラスにやってきたそうです。
(以下は娘から聞いた話)
彼 「先生、僕はポケモンカードを持っていない、
友達のカバンにいれたから知らない。」
娘の担任 「いずれにしても、あなたの責任だから、
あなたが見つけてポケモンカードを返すか、
お金を払うかしなさい。」
彼 「僕は彼女のポケモンカードを持っていない!」
娘の同級生 「先生!うそです。彼が彼女のポケモンカードを
自分のポケットからだして、
友達に見せている所をみました。」
娘の担任 「金曜日までです。あなたがポケモンカードを〇オに
返すか、お金を払うか。わかりましたか?」
彼はわが家の向かいのアパートに住んでいます。
お昼に私と子供達とで登校している途中、彼に会いました。
そして、娘の所へ様子を見ながらやってきました。
彼 「ヘイ、君のポケモンカードは友達のカバンの中に
入っているんだからな!わかったか?」
娘の背中から彼女の恐怖が伝わってきました。
私は彼をじっと見て、「Non!」と大きな声で言うと、
バツ悪そうに彼はすぐ、その場を立ち去りました。
よほど私に会うと気まずいのでしょう。
夕方、子供達とでかけているとまた彼とすれ違いました(近所だからね)
彼は私達に気づくと下を向いて通りすぎました。
(あら、懐かしの「田中さん」。フランスの絵本。
パパs’絵本プロジェクトの田中尚人さんにラジオで読み聞かせをしてもらいました。)
『彼の担任の対応』
フランス語補習クラスの授業中、彼の担任が娘に聞き取りへ
やってきました(休憩時間は先生も休み、授業中に対応します)
彼の担任 「ポケモンカードはいくらするの?」
娘 「日本の値段はわかりますが、スイスでは知りません。」
スイスの物価は日本の2~3倍です。
予想はできるけど、正確な金額はわかりません。
そこへ信じられない奇跡の人が登場(笑)
教育実習で来ている女性がその場へ居合わせ、教えてくれました。
女性 「彼女の盗られたカードの枚数から15フランですね。
日本とは値段が違うから、彼女もわからないでしょう。」
娘はその女性を見ると、ポケモンの筆箱にポケモンのペンを持っていたそう。ポケモン好きのスイス人。
そして、普段はいない教育実習生(笑)
そして、フランス語補習クラスというイレギュラーなクラスを
なぜか見学していた。
いくつもの偶然が重なって、ポケモンカードの賠償値段が決まりました。
明日、どうなるのでしょうか・・・。
対応を待ちます。
『マダムモコの
そろそろ覚えたいフランス語講座~感情編~』
ポケモンカードの件で、娘の気持ちを表すフランス語
⑬ Je suis choque!
(ジュ スィ ショケ)
「ショック!」
外国に暮らしていると、
日本で想定しなかったことがよく起こります。
精神的にタフにならないと、やっていけませんね。
親も子供も。
それでは
Au revoir
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