スイス在住ママのお悩み解決パーソナリティー
杉野朋子です。
私 「日本の電車で席は譲れた?」
娘 「まだやってない。そもそも座れることがないよ。」
助けられた経験があるから、
人を助けることができるのかもしれません。
『経験は繰り返されます』
ジュネーブへ来た当初、
フランス語も英語もイマイチだった、我々親子3人は、
「赤ちゃん状態」でした。
「ウ (どこ?)」「セラ (これ)」
「ジュ ヌ コン ポン パ (わかりません)」
身振り手振りで伝えて、相手から教えてもらったことに理解できず、一緒に行動して助けてもらいました。
息子 「ママ、相手に聞いたってフランス語わかんないじゃん。」
私 「わからなくても、助けて欲しいっていうのは伝わるから、
何とかなるのよ。」
ジュネーブでは、
どこへでかけても誰かに聞けば何とかなってきました。
助けられた経験が、
誰かを助けることに繋がっていくと実感しています。
6月中旬の暑い日、娘は先に歩いていて、後から私と息子が続いていました。彼女はあるマダムに声をかけます。
娘 「ca va ? (大丈夫?)」
マダム 「ええ、少し休めば、今日は暑くて、ちょっと気分が
悪くなっちゃったの。私の家は、この坂道を
上がったところ、近いわ。
大丈夫よ、心配いらないわ、ありがとう。」
娘 「ママー、このマダムは何て言ってるの?」
相手の言葉が理解できなくても、
「心配しているよ」は通じますね。
ジュネーブの人達が私達にしてくれたことを、
娘は自然とやってのけました。
(フランス語はまだイマイチだけどw)
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