日本一時帰国⑳「助けられた経験はひとを助けますよ」

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スイス在住ママのお悩み解決パーソナリティー

杉野朋子です。

 

私 「日本の電車で席は譲れた?」

 

娘 「まだやってない。そもそも座れることがないよ。」

 

助けられた経験があるから、

人を助けることができるのかもしれません。

 

 『経験は繰り返されます』

 

ジュネーブへ来た当初、

フランス語も英語もイマイチだった、我々親子3人は、

「赤ちゃん状態」でした。

 

「ウ (どこ?)」「セラ (これ)」

「ジュ ヌ コン ポン パ (わかりません)」

 

身振り手振りで伝えて、相手から教えてもらったことに理解できず、一緒に行動して助けてもらいました。

 

息子 「ママ、相手に聞いたってフランス語わかんないじゃん。」

 

私 「わからなくても、助けて欲しいっていうのは伝わるから、

    何とかなるのよ。」

 

ジュネーブでは、

どこへでかけても誰かに聞けば何とかなってきました。

 

助けられた経験が、

誰かを助けることに繋がっていくと実感しています。

 

6月中旬の暑い日、娘は先に歩いていて、後から私と息子が続いていました。彼女はあるマダムに声をかけます。

 

 

娘 「ca va ? (大丈夫?)」

 

マダム 「ええ、少し休めば、今日は暑くて、ちょっと気分が

      悪くなっちゃったの。私の家は、この坂道を

      上がったところ、近いわ。

      大丈夫よ、心配いらないわ、ありがとう。」

 

娘 「ママー、このマダムは何て言ってるの?」

 

相手の言葉が理解できなくても、

「心配しているよ」は通じますね。

 

ジュネーブの人達が私達にしてくれたことを、

娘は自然とやってのけました。

(フランス語はまだイマイチだけどw

 

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