ジュネーブで子育てを考える84「どうすれば自己表現できる子になれる?」

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スイス在住ママのお悩み解決パーソナリティー

杉野朋子です。

 

現地校は6月が年度末なので行事が沢山あります。

昨日と今日は「音楽会」でした。

 

コンサートホールで生バンドの演奏で歌いました。

 

娘 「え?音楽会なの?あんまり練習してないけどね。」

 

日本の様に楽譜を渡して音程をとって、

美しいハーモニーに親たちも感動する・・・ということは

ありませんが()

 

ひとりひとりの個人プレーが際立っている「音楽会」でしたw

 

 

(開始前から「ホォー!」という声が飛び交いますw賑やか)

 

『なぜ?個人プレーが得意なのか』

 

私は常々、「自己表現」の強さをこちらで感じています。

どうすればそんな子供になるのか?

教育と環境があるからだと考えています。

 

どの角度からでも自己を追求(教育)

親もどの場面でも自己表現していた(環境)

 

学校の授業は図画でも、音楽でも、

 「自分が納得のいく表現をしているか?」に

 重きを置いていると感じています。

 それは先生との会話や、

 娘から聞く授業内容でわかります。

 

 先生 「かほは納得のいくまで、

      この絵に取り組んだの?

      時間が足りなければいつでも相談して欲しい。」

 

先生 「どんな時でも自分を表現するの。

    小学校でこれを学ぶことはとても重要です。」

 

正解がひとつじゃない課題ですから、

自分で自分のことを説明している感じですね。面白いですよ。

 

 

 

親もどの場面でも自己表現していた(環境)

 

音楽会はひとつの歌が終わるたびに、

立ち上がって拍手する人や指笛をならす人、

子供に投げキッスをする人など、

コンサート会場です()

 

ステージの上の子供達は自由に歌を表現しています。

独自の振り付きで歌う子や、

身体をくねらせて表現している子など、

映画「天使にラブソングを」かと思いました。

(音程はね・・・)

 

「親がそうなら、子供もそうなるよね()

と素直に見ていてそう考えます。

 

最後の曲の後は、

観客席はスタンディングオベーションする人がいたり、

帽子を振り回して称賛している人も()(なんでもあり)。

 

指揮者 「じゃあ、3番目の歌詞をうたいますね」

 

とあまりにも盛り上がったので、突然のアンコール()

バンドの人達も嬉しそうに演奏していました。

 

「音楽会」より「コンサート」に行ってきた感じがしています。

 

来年は指笛ならしちゃう!

 

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