グンッと成長したい私のスイス在住日記~ママレーザーで学んだことをむねに海外へ57スイス48日目

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かつしかFM「早く教えてっ!ママレーザー」の元パーソナリティー杉野朋子です。

 

家事も育児も苦手で、どうも上手くいかない

そんな私の悩みをプロに解決方法を聞いていく番組でした。

 

 

8月下旬から夫の転勤でスイス在住です。

 

 

番組を通じてプロから教えてもらったことをむねに、

スイスでまた新たなママ像を模索してきます。

(ザクロってこんなに大きいのねw

 

Vendredi(金曜日)

 

実りの秋なんでしょうね?そろそろ。

 

スーパーでは果物も充実してきました。

 

その中でも豊富にあり、安かったのが

「ザクロ」でした。

 

え!こんなに大きいんだ・・・。

と思って買ってきました。

 

包丁で切った瞬間に果汁があちこちに飛んで、

私の顔にもついて、

 

娘 「ママ!血がでてる。エプロンにもついてる!

   壁にも飛んでる。」

 

(落ち着け、まな板の上の物を見なさいよ・・・)

 

(いくらに見える・・・)

 

色も濃くって、味も濃い!

ひとつぶひとつぶが酸っぱくて、種までポリポリ食べてました。

 

でも、これ、永遠に食べ終わらない・・・。

 

面倒くさがりの私はジュースにして飲むことにしました。

 

キッチン道具も船便でおくった為、なんの便利グッズもありません。

 

ひたすらスプーンでプチプチ潰して、

コップの半分の量のザクロジュースになりました。

 

ザクロは美容に言いって、聞いたことがありますが、

こんなに色も味も濃ければそれはそうだろうな・・・と

よくわからないながら、頷きました。

 

(美味しかった!でも、ザクロジュース作るの大変・・・)

 

このザクロを買ったスーパーで、

とても空いているレジに並んだんです。

 

でも全然列が進まないの()

 

店員のMonsieurが熱唱してたから(もう素敵!)

 

私 「ねぇ、なんか歌ってるよ()

 

娘 「面白そうだから、ママここに並んだんでしょ?」

 

私 「そうだよ、それ以外に理由はない!うけるw

 

店員さん 「Au—Maria—

 

私 「マリアって言ってる!誰だ()

 

店員さんはたまに天をみながら熱唱。

私の前の人も肩をすぼめて笑っています。

 

ジュネーヴのスーパーでは、

店員さんとお客さんがおしゃべりをし始めたら、

後ろの人はそれが終わるのを永遠待ってないと

いけません。

 

「早くしろよ!」「何やってんだよ!」なんて言う人は誰もいません。

 

『あ~始まっちゃった』みたいな感じで待っています。

 

マリアを熱唱しているMonsieurは歌のあいま、あいまで、

レジを打ちます。

 

私 「そろそろワンフレーズ終わりそうだから、

    間もなく、うちらの番だよ。」

 

娘 「なんで歌をやめないんだろう。」

 

私 「歌いたい気分なんでしょ() いいじゃない~」

 

店員さん 「Maria– 

       ヴァン テ アン !  シルブルレ

       (21スイスフランです、お願いします)」

 

熱唱Monsieurの同僚が私の方に目配せをして、

首を横に振って笑ってました。

『彼はいつもこうなの』って言ってるみたいに。

 

私 「ヴォラ シルブプレ 

   (お金を渡して・・・これです、お願いします)」

 

店員さん 「Merci ! Au revoir !(ありがとう、じゃあね)」

 

私 「 Tres bien!(「歌」素晴らしいね)」

 

同僚店員さん 「Non non  Bravo ! 

           (違う、違う。ブラボーって言ってあげて)」

 

私 「() Bravo! Bravo !

 

店員さん 「Meci! Au—Maria 」

 

 

 

また、最初から歌い始めちゃった()

 

 

 

スーパーの店員さん、ほかのお店でも、

マイペースな人がとても多いです。

それを誰もとがめません。

 

お客さんも「早くしてよ」もないし、

店長が「うちの従業員が・・・」っていうのも特になし。

 

その人のペースや、やりたいことを「それが彼だから」と

肯定しているようで私は好きだなぁと思いました。

 

ただし、想定していた時間通りに物事は進みませんけどねw

 

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