かつしかFM「早く教えてっ!ママレーザー」の元パーソナリティー杉野朋子です。
8月にスイスへ引っ越してきました。
英語もフランス語もできないけど、
ママとして子供と笑顔で過ごせるよう日々奮闘中です。
(エスカラードで地元の子ども達と仮装を楽しむ娘)
初めての海外での生活、
子供にとっては(私もね)
「非常事態宣言」が発生するレベルです(笑)
子供の「心が折れない」為に、
②「子どもの意思」を大切にしてきました。
言葉も通じない、
文化や習慣も違って、時に恥をかき、
「助けてほしい」も伝えられない。
毎日、毎日、この環境の中で暮らしています。
それだけで勲章ものです。
だから、
子供が「NON」と言ったことは、しませんでした。
(娘のランドセルを背負って、家に帰る息子)
『子どもの意思を尊重して、彼がどうしてそう話しているのか、
理由があるはずよ。考えて。』
スイス在住
私の尊敬する先輩ママ
娘は積極的で好奇心旺盛、
言葉が通じなくても地元の子と混じって遊べるタイプ。
(本当にすごいよ・・・(笑))
息子は慎重派、周りの様子を伺って、
1人で自分のペースで遊びたいタイプ。
姉弟で全然違うタイプです。
私 「エスカラード、旧市街の土曜の仮装は参加する?」
娘 「やりたーーーーい!絶対行く!」
息子 「僕は行かない。。。」
娘 「えーーー!一緒に行こうよ!!!!!」
息子 「わかったよ・・・。」
私 「お姉ちゃんやめなさい!信長になってる!」
(うちは弟が完全に秀吉)
私 「あなたは参加したくないの?」
息子 「うん。。。行きたくない。」
私 「じゃあ、やめよう。姉は出席、弟は欠席って返事するね。」
娘 「えええ!行こうよ!一年に一回だけなんだよ!
絶対面白いよ!私も行くしさ、行こうよ行こうよ行こうよ。」
私 「しつこい!!!力でねじ伏せようとしないの!」
娘の言う通り、エスカラードは一年に一度だけで、
駐在で来ている私たちは数回しか経験できません。
せっかくだから参加したら?という気持ちもありましたが、
彼が「NON」という理由を考えれば、『そうだね』と納得できます。
彼は初めての所、初めてのことを不安がる性格だから。
(学校で仮装する日、朝からほとんどの子が仮装しますが、
息子(右)はやりませんでした)
一年に一度、学校でもエスカラードを楽しみます。
子供も先生も朝から仮装して授業を受けます。
私 「あなたは仮装するの?」
息子 「僕は着ないよ。」
娘 「ええ!衣装を買ったのに?」
私 「いいの、着たくないから、着ないの。(信長の圧が強い)」
息子 「でも、夜のイベントでは着るよ。授業中は着ないの。」
私 「わかった。」
娘 「えー!皆、朝から着ているんだよー。着なよー面白いよ!」
私 「(笑) ちょっともう、黙っててくれる?」
朝、登校する子ども達は楽しそうに仮装を見せ合ってました。
お昼休みに家に帰ってきたときに意思をもう一度確認しました。
息子 「●●くんは魔法使いで、女の子はほとんどプリンセス。
先生はピーターパンだった。」
私 「あなたは着ていく?」
息子 「着なーい。」
(夜のイベント)
その後、夕方、家に帰ってきて、
息子は自分から衣装を着て、夜のイベントにでかけました。
その子のタイミングがありますし、
その子の理由があります。
大人の考えで誘導しては「子どもの心」を
大切にしてないのかなと感じています。
『よかれと思って』は、思ってだから、
相手の意思を聞いてないんだよね。。。
(あなたの意思を教えてね、ふふふ、ママは否定しないよ)
(フランス!私、この街好きです!)
それでは、最後に、
『マダムモコの
知っておきたいフランス語講座~愛編~』
今週は、
付き合っている相手に言わないでほしいフレーズ!
傷つけちゃうからね。
※彼に言わないでほしい表現
④ Cette petite robe il me la faut a tout prix !
「この可愛いドレスが絶対ほしい」
(おねだりしてはいけない)
マダムはね、自分で買う派よ(笑)
それでは、
Au revoir(さよなら)
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