グンッと成長したい私のスイス在住日記~ママレーザーで学んだことをむねに海外へ64スイス55日目

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かつしかFM「早く教えてっ!ママレーザー」の元パーソナリティー杉野朋子です。

 

家事も育児も苦手で、どうも上手くいかない

そんな私の悩みをプロに解決方法を聞いていく番組でした。

 

 

8月下旬から夫の転勤でスイス在住です。

 

 

番組を通じてプロから教えてもらったことをむねに、

スイスでまた新たなママ像を模索してきます。

(「僕もやる!」スイスへきてから『あとおい』が激しい息子()

 

Vedredi (金曜日)

 

学校で娘の担任との個人面談がありました。

 

私と先生と通訳さんが同席してくれました。

 

私の様に、フランス語が話せない人の為に、

ジュネーヴでは「赤十字」が資格を持ったボランティアの通訳を

派遣してくれます。

 

学校や病院で困った時に、その施設の関係者が要請するそうです。(私からはお願いできないのです)

 

通訳の女性は大学生ぐらいの年齢で、

とてもキレイな日本語を話してました。

 

私 「ハーフさんですか?」

 

女性 「はい、そうです。小学校の時に日本の学校へ体験留学し

     ました。」

 

 

個人面談で担任の先生から

「〇オ(娘の名前)はどうして?」と聞かれたことがあります。

 

 

これはスイスへきて

3つ目の「ん?」です。(あれ今までの私の考えは違っていたの?)

という気づきの「ん?」です。

 

1回目はこちら

https://ameblo.jp/mama-program/entry-12409238961.html

 

2回目

https://ameblo.jp/mama-program/entry-12411977187.html

 

 

 

(船便が届く前に日本のママ友から手作りのアルバムが届きました。「シェーン5」の思い出()、すごい力作!)

 

担任の先生の「どうして?」は

娘の授業態度でした。

 

先生 「彼女は授業に積極的に参加しないタイプなの?」

 

私 「いいえ、発言も多いし、自分の意見も持っている子です。」

 

先生 「彼女はいつも黙っているけど、

     授業にもっと参加してほしい。」

 

私 「フランス語がわからないので黙ってますが、

   ちゃんと聞いてますよ?」

 

先生 「わからないなら、私でも友達でもどんどん話して!

     誰に尋ねてもいいわ。

     今、みんな何をしているのかわからなかったら、

     隣の子に『何してるの?』って聞いてね。

     もっと声をだして参加して。」

 

私 「え?授業中に隣の子と話してもいいんですか?」

 

先生 「もちろんよ、もっともっと声をだして。

     『わからない』っていうのも彼女の意思でしょ。

    自分を表現して!授業に参加していることになるし、

    隣の子と話すことによってフランス語の上達に繋がるわ。」

 

私 「え!日本では授業中に隣の子と話すのはよくないことです。

   その子の勉強の邪魔になるので。

   先生の話を静かに聞くのが通常です。」

 

先生 「(まぁ!という表情)ここでは違うは、

     どんどん意思を表現して、自分をだして、

     それが授業に参加していることになるわ。

     私でも友達でも話しかけてコミュニケーションをとって。」

 

『わからない』ということを伝えるだけでも、

「授業に積極的に参加している」ということになるのが

とても意外でした。

 

黙っていると彼女はそこにいない。

参加していないことになるようです。

 

 

 

 

私はPTAとか学校の役員の会議で「特にありません」って

よく答えてました。

 

この先生の話を聞いたら、

いやいやいや「何かあるでしょ」!って自分に思いました。

 

『代案は思い浮かばないけど、ここを変えたいと感じました』

『その行事はちょっと嫌なんです・・・』とか。

 

意見ではなく気持ちを伝えることも

自分の表現になって、それが「今のあなたの意見ね」となる。

 

 

私は「提案」がなければ「意見」ではないと

勝手に思い込んでました。

 

 

気持ちという「意思」を表現し、

それから「意見」をまとめ、

最後はそれを伝える。

 

この繰り返しがディベート力、プレゼン力になるのではないかと

思いました。

 

これを日々やっていたら、コミュニケーション力も

人前で話す力も、会話力がつくね~。

 

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