ジュネーブで子育てを考える76「人前で子供を注意する親は信頼されます」

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スイス在住ママのお悩み解決パーソナリティー

杉野朋子です。

 

外出先での子供の「叱り方」がジュネーブへ来て変わりました。

人前でも子供を注意する

望ましくない行為は必ずやめさせる

 

ヨーロッパの人達はマナーにとても厳しいと感じています。

 

マナー違反の子供はいます。(うちもね・・・)

周りの人達は注意しない親に対して

NONを意味する「首を横に振っている」と気づきました。

 

私がどういう風に子供を教育しているのか、

「外国人」ですから目立ちまつし、実はよく見られています。

 

 

(レストラン滞在時間はおおよそ2時間半ぐらい。長い。。)

 

『レストランで不機嫌になることは私はNG

 

わが家の子供は小学2年生と5年生です。

レストランで大騒ぎをすることはなくなりましたが、

何か気に入らないことがあって不機嫌になることはあります。

 

私 「さっきから何をむくれているの?

   その態度は周りに失礼だからやめなさい。」

 

娘 「べつに周りの人は関係ないじゃん!」

 

私 「お店の人はお客さんに楽しんでもらう為に

   テーブルを用意して、シェフは料理を作って、

   食べている人たちは今日を楽しみにしていたのでしょ?

   あなたのその態度はどう思う?」

 

私 「お店の人はさっきから、</spa n>

   マドモアゼルどうぞって運んできてくれてるでしょ。

   Merciを目をみて笑顔でしなさい。ここのルールです。」

 

フランス料理なので、お皿もスプーンもフォークも、

毎回さげてとりかえます。

Merci」の声が小さかったり、相手の目を見ていなかったり、

伝わっていなければ言ってないのと一緒なので、

何度も何度も注意しました。

 

 

(セロリと玉ねぎがメインのサラダ)

 

『隣の席のマダムは見ていた!!』

 

食事を終える頃に、隣の席のマダムに話かけられました。

 

マダム 「ペラペラペラ Cest bon! Tres bien !

 

私 「(今日の料理についての感想かしら?)

   私もそう思うわ。トレビアンよね。」

 

マダム 「あなた英語は?あ、こっちの方がいいわね()

     あなたの子供達、食事中の態度は素晴らしかった。

     とてもいい教育をしているわね。

     あなた達は日本人でしょ?

      私は25年前に日本へ行ったけど、

     素晴らしい国だったわ。人もいいのよ。」

 

マダム 「この子達からメルシーが聞こえたわ。素晴らしいわ。」

 

「子供を人前で注意すると、この場の雰囲気をこわすかも」

という瞬間はいくらでもありますね。わかります。

 </spa n>

でも、「ちゃんと注意している親」とわかった方が、

実は周りも安心して見ていられるのだと考えます。

 

 

近所の人にこう言われたことがあります。

 

知人 「フランス人がね私にね、

    今度新しく引っ越して来た日本人は〇〇小学校にいる?

    今朝、横断歩道で道を譲ったらママはこちらに頭を下げて

   通って、子供に「ほら挨拶しなさい」みたいな感じて

    注意してさせてたから。

 

    あんなに丁寧で礼儀正しいのは日本人だ。」

 

日本人のイメージは先輩方のおかげでとてもいいです。

 

人前で子供を注意しても、信頼できるママという印象ですよ、

きっと。

私はずっと「恐いママ」と思われるのではないかと気にしてました。

 

気にすることはもっと他にあって、

この予想も勘違いでした。

 

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