スイス在住ママのお悩み解決パーソナリティー
杉野朋子です。
外出先での子供の「叱り方」がジュネーブへ来て変わりました。
①人前でも子供を注意する
②望ましくない行為は必ずやめさせる
ヨーロッパの人達はマナーにとても厳しいと感じています。
マナー違反の子供はいます。(うちもね・・・)
周りの人達は注意しない親に対して
NONを意味する「首を横に振っている」と気づきました。
私がどういう風に子供を教育しているのか、
「外国人」ですから目立ちまつし、実はよく見られています。
(レストラン滞在時間はおおよそ2時間半ぐらい。長い。。)
『レストランで不機嫌になることは私はNG』
わが家の子供は小学2年生と5年生です。
レストランで大騒ぎをすることはなくなりましたが、
何か気に入らないことがあって不機嫌になることはあります。
私 「さっきから何をむくれているの?
その態度は周りに失礼だからやめなさい。」
娘 「べつに周りの人は関係ないじゃん!」
私 「お店の人はお客さんに楽しんでもらう為に
テーブルを用意して、シェフは料理を作って、
食べている人たちは今日を楽しみにしていたのでしょ?
あなたのその態度はどう思う?」
私 「お店の人はさっきから、</spa n>
マドモアゼルどうぞって運んできてくれてるでしょ。
Merciを目をみて笑顔でしなさい。ここのルールです。」
フランス料理なので、お皿もスプーンもフォークも、
毎回さげてとりかえます。
「Merci」の声が小さかったり、相手の目を見ていなかったり、
伝わっていなければ言ってないのと一緒なので、
何度も何度も注意しました。
(セロリと玉ねぎがメインのサラダ)
『隣の席のマダムは見ていた!!』
食事を終える頃に、隣の席のマダムに話かけられました。
マダム 「ペラペラペラ Cest bon! Tres bien !」
私 「(今日の料理についての感想かしら?)
私もそう思うわ。トレビアンよね。」
マダム 「あなた英語は?あ、こっちの方がいいわね(笑)
あなたの子供達、食事中の態度は素晴らしかった。
とてもいい教育をしているわね。
あなた達は日本人でしょ?
私は25年前に日本へ行ったけど、
素晴らしい国だったわ。人もいいのよ。」
マダム 「この子達からメルシーが聞こえたわ。素晴らしいわ。」
「子供を人前で注意すると、この場の雰囲気をこわすかも」
という瞬間はいくらでもありますね。わかります。
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でも、「ちゃんと注意している親」とわかった方が、
実は周りも安心して見ていられるのだと考えます。
近所の人にこう言われたことがあります。
知人 「フランス人がね私にね、
今度新しく引っ越して来た日本人は〇〇小学校にいる?
今朝、横断歩道で道を譲ったらママはこちらに頭を下げて
通って、子供に「ほら挨拶しなさい」みたいな感じて
注意してさせてたから。
あんなに丁寧で礼儀正しいのは日本人だ。」
日本人のイメージは先輩方のおかげでとてもいいです。
人前で子供を注意しても、信頼できるママという印象ですよ、
きっと。
私はずっと「恐いママ」と思われるのではないかと気にしてました。
気にすることはもっと他にあって、
この予想も勘違いでした。
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