スイス在住ママのお悩み解決パーソナリティー
杉野朋子です。
娘のポケモンカード盗まれた件、
彼は「ポケモンカード」を返しました!
時系列でお話します。
(無事に戻ってきました!全部友達からもらった思い出のもの)
『糧にするんだよ』
ポケモンカード事件の決着がつく朝、
娘は全然朝食を食べられませんでした。
大好きなほうれん草と豆腐の味噌汁も残して。
私 「今日のカードの結果がどうであれ、
彼がどんな態度を取るかよく見ててごらん。
そして、どういう人が信頼できる人で、
どういう人がそうでないか、考えるの。」
娘 「どういうこと?」
私 「いつも周りにいる友達とどこが違うのか、
あなたなら彼の立場でどんな態度をとるか、
よく見て考えると、わかってくることはいっぱいあるよ。」
私 「彼のあなたに対する姿勢を見ながら、
あなたが彼に今後どう接しっていくか考えましょう。
道で彼に会ったら声をかけるのか、
また、彼から声をかけられたらどうするのか、
これを考えて結論がでたらそのように行動しましょ。
彼を見るのも怖いと思うけど、
あなたが考えるの。」
娘の不安そうな顔は消えて
、「私が見るんだ」という決意の顔に
なりました。
(今日の新聞にポケモン)
『解決の仕方も日本と全然違います!』
朝、彼の担任が娘の教室へ来ました。
(以下は娘の話)
彼の担任 「〇オ、廊下へ来て。
君のカードはこれで合ってる?」
娘 「はい。私のです。」
彼の担任 「全部、確実にありますか?
OK、よかった。それじゃあ。」
これで終わりだそうです。(なんともあっさり)
カードを盗んだ彼は一切でてこなかったそう。
彼から謝罪の言葉を聞くことも、どんな姿勢を見せるのかも、
見ることはできませんでした。
ただ、
ここ3日間の彼の証言は「うそ」だと、
「ポケモンカード」を手渡したことで
自分で自分がどういう人間か証明してしまったのです。
お昼の登校時、私達は彼を見かけました。
私達の方をチラチラ見てきますが、
近づいては来ません。
私が視線を向けると目をそらします。
謝罪のチャンスなのに、彼はしてきませんでした。
私 「あなたは今後、彼に対してどうするの?」
娘 「もう関わらない、いない人、無視する。」
娘がそう決めたのなら、それでいいと思います。
私も彼を信頼できませんから、同じようにします。
放課後、彼の担任にこの一連の事実をフランス語で
伝えてくれたブータンの子にあいました。
私 「ポケモンカードのことを、あなたの先生に
話してくれてどうもありがとう。」
娘 「どうもありがとう!」
ブータン 「OK!」
彼は娘とハイタッチしてくれました。
同じ外国人、フランス語補習クラスの仲間、
こちらの結束は強くなったようです。よかった!
(不安な時にはヨーゼフをほぐほぐしてました)
『マダムモコの
そろそろ覚えたいフランス語講座~感情編~』
ポケモンカードの件で、娘の気持ちを表すフランス語
⑭ Je suis content(e)
(ジュ スイ コントン(ト))
「嬉しいです」
ポケモンカードが戻ってきて、喜んでいました。
何より今日で決着がついて、ホッとしたのだと思います。
よかった。
それでは
Au revoir
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