かつしかFM「早く教えてっ!ママレーザー」の元パーソナリティー
杉野朋子です。
8月にスイスへ引っ越してきました。
英語もフランス語もできないけど、
(9月11日 まだ特別仲良しの友達がいなかった頃
でもクラスメートは気にかけて毎日、声をかけ続けてくれました)
Bonne annee
(あけましておめでとうございます)
今年も子どもと共に成長していきたいと思っています。
折角ジュネーヴにいるので
「人権」について考える一年にしたいです。
(1月はジュネーヴの国連で
『子どもの人権に関する会議があります、日本も審議されます』)
さて、日本にいる彼は、どんな正月を迎えているのかな?
ジュネーヴ現地校での
外国人の私の子が、
どの様にして受け入れられていったかご紹介していきます。
今日でシリーズ4回目。
『私の居場所だ』と娘が感じ始めた
ジュネーヴの友達の行動についてお話しします。
(クラスメート以外の子とはうまくコミュニケーションがとれなくて、落ち込む娘。クラスメートは彼女の味方です!)
④『困っているのではないかと積極的に声をかけてくれる』
「今日はプールだけど道具は持ってきた?」
「明日は遠足だからお弁当が必要なんだよ」
娘のクラスメートはフランス語で私たちに、
学校の予定を教えてくれました。
私たちがわからないで困っているのだと思って、
いつも心配してくれました。(本当に嬉しかった、私は涙がでた)
でも、実はそのほとんどは学校からのプリントを
翻訳して知っている内容でした。
お友達の言葉はフランス語なので理解できませんでした。
自分が外国人になってわかったこと。
<理解できない言葉で「自分がわかっている予定」の話をされて、
『知ってるよ~それ』なんて気持ちには全くなりませんでした>
むしろ気にかけてくれている上に、
私たちに一生懸命説明してくれるその心がとても嬉しかった。
感謝の気持ちでいっぱいですよ。
『困っているのではないかと積極的に声をかけてくる』
気にかけて心配してくれる人がいると、
自分はここの仲間なのだと居場所ができ始めます。
そして、個人的な友人の繋がりが生まれます!
(ジュリちゃん!いつもありがとう!
フランス語がもっとうまくなったら、あなたにたくさんお礼を言いたい)
※「大丈夫?」って彼の顔を覗き込んであげて、
内容がわからなくたって、心配してくれてるのは伝わるわ!
心の支えになるはず!
それでは最後に、
『マダムモコの
知っておきたいフランス語講座~学校編~』
今週はフランスの学校に関する言い回し、
表現の中で「え?」と驚く学校制度を紹介します。
(ジュネーヴと同じことに絞りますね)
① J’ai entendu dire que les ecoles publiques sont gratuites.
「公立か国立であれば、学費は無料だそうですね」
はい、無料です。
ジュネーヴは小学校の1Pと言われる一番年下の学年は、
日本の幼稚園年中さんです。
5歳から無料で教育が受けられます。お財布助かる~。
それでは
Au revoir
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