かつしかFM「早く教えてっ!ママレーザー」の元パーソナリティー杉野朋子です。
8月にスイスへ引っ越してきました。
英語もフランス語もできないけど、
ママとして子供と笑顔で過ごせるよう日々奮闘中です。
(染み抜き専用の洗剤 用途によって種類があります
洋服のシミをとても嫌う人たちだそう)
12/19 Mercredi(水曜日)
スイスへ来て、間もなく4カ月が経ちます。
現地の人達と触れ合うなか、
特徴的な「気質」がわかってきました。
ジュネーヴはフランス語圏でフランス人もたくさんいます。
ブルース・ウィリスいわく
「ほとんどフランス人みたいなんだ。」だそうです。
面白いのは、『いけずに笑う』ところかなw
ちょっとぉ~そんな所で笑わないでよ!
と思いながら、
顔を真っ赤にしてヒィヒィ笑うから、
結局、私も笑ってしまうんだけど。。。
(カフェの看板、気づいたら意味がわかるようになってた!)
フランス語教室でよくあることですが、
人の間違いを「笑う」のです、こちらの人。
先生がどうしても「ナターシャ」と呼んでしまう、
「ジュリアン」がいます。
先生 「ナターシャ、あなたはどう?」
ジュリアン 「私はジュリアン」
ナターシャ 「私がナターシャ」
三回目の間違いで、イタリア人が爆笑して、次いでポルトガル人、
ブラジル人、ヒィヒィ笑ってました。
先生は顔を真っ赤にして名前のプラカードを作って、
ジュリアンの前にだしました。
(ちょっと、先生かわいそうよ・・・と、この時は思ってました)
ブルース・ウィリスとのフランス語レッスンで、
今度は私が爆笑されることに。
「J vais dans la chambre a couches
(私は寝室へ行きます) 」
など、家の中でどこかへ行くという表現の宿題を
見てもらっていました。
私 「J vais dans la machine a laver
(私は洗濯機の所へ行きます というつもり)」
(でも、これ、「私は洗濯機の中に入ります」と言
ってるみたいw)
ブルース 「(爆笑)
ちょっと、これは、ともこ!待ってくれ!
あははははははは(笑) 」
笑いだすと止まらないのよね・・・待ちます(笑)
ブルース 「ごめん、こちらは間違いを笑ってしまうんだ。
ジョークなんだ、ごめん、気を悪くしたかい?」
私 「(笑) 大丈夫よ。」
ブルース 「日本人は笑う?」
私 「笑わないわ。『礼儀』を大事にしているから、
相手の気持ちになって行動する人たちね。」
ブルース 「ごめん、ごめん!」
私 「気にしないで。こちらの人達の文化がわかってきたから(笑)」
最初は人の失敗を笑っている人を見て、
「ムムム!」と思っていたけど、
自分が笑われると、
少し救いもあるのかな?
と考えるようになりました。
『気をつかう相手ではないよ』、
『私は自然体で接していてあなたと仲良いのよ』
『だから笑っちゃうのw』
そう感じてきました。
実際、私の失敗を笑うのは、
私との関係が近い人たちだから。
『言語を掴めば、その国が掴めてくるよ』
スイスへ出発する前に、海外子女団の人から言われた一言。
私はジュネーヴへ来て、ここの人達が「嫌だ」と思ったことは
一度もありません。本当に。
笑顔で挨拶してくれて、
道を譲ってくれて、
道を聞けば一緒に歩いてくれて、
レジで腐った魚を買いそうになれば「これはやめとこ」と教えてくれて、
スーパーのシステムがわからずモタモタしていれば
「いいんだよ、一緒にやろうか?」と助けてくれて。
『いけずに笑う』でも、
私は感謝しかないんです、ジュネーヴの人にね(笑)
(ジュネーヴの景色も大好き!晴れるとモンブランまで見えます)
それでは、最後に、
『マダムモコの
いつ使うかな?フランス語講座~癖編~』
今週は、
癖についての話題。
天気や生活習慣などの例が5~8の文章でしたが、
「癖」については12の例文がテキストにでていましたw
(フランス人は癖を気にするのかしら???)
③ Il est diffiicile de corriger les habitudes ,
nest-ce pas ?
「癖を直すのは難しいですね」
マダム、人の癖は気にしないわ。
無意識にやってるなんて、可愛いじゃない(笑)
それでは、
Au revoir(さよなら)
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