グンッと成長したい私のスイス在住日記~ママレーザーで学んだことをむねに海外へ106スイス97日目

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かつしかFM「早く教えてっ!ママレーザー」の元パーソナリティー杉野朋子です。

 

家事も育児も苦手で、どうも上手くいかない

そんな私の悩みをプロに解決方法を聞いていく番組でした。

 

 

8月下旬から夫の転勤でスイス在住です。

 

 

番組を通じてプロから教えてもらったことをむねに、

スイスでまた新たなママ像を模索してきます。

(ブランコを眺める娘・・・)

 

samedi(土曜日)

 

現地校に通って3カ月が過ぎました。

 

子供たちはフランス語の補習クラスのメンバーと仲良しです。

 

 

娘は大好きな友達がいます。

 

とても優しくて、明るく、どの子にも親切にできる

素晴らしい女の子(Yちゃん)です。

 

夕方、学校へ迎えに行くと、

娘と息子が私の方へ走ってきました。

 

 

 

 

娘 「私がね、Yちゃんに『Non』だっていっても、

   ブランコを押したり、物をとったりするんだよ~(大泣き)」

 

息子 「ママ!帰るよ!今日は急いで帰るよ!」

(姉のピンチにはいつもテンパりw彼女の味方になる

  スーパーヒーロー!でも的外れなことをする()

 

 

私 「え?そう?Yちゃんに伝わってないんじゃない?

   そんなことをする子だとママは思わないなぁ」

 

 

娘 「もう、Yちゃんとは遊ばないんだ!お菓子もあげない!

   一生くちもきかないんだよ~(大泣き)」

 

 

私 「あんなに仲良しなのに?

   たぶん、Yちゃんはあなたが本気で『Non』だって言うのが

   わからないんだよ

 

   あなたはYちゃんの前で泣いた?

   笑いながら「Non」って言ったんじゃない?」

 

(いじけて校舎の前で貴重な日本のフィットチーネグミを食べる娘

 「Yちゃんにあげるんだ」と大事にポケットにいれてた)

 

娘 「もう嫌だから、帰るの!(大泣き)

   みんなブランコもかわってくれないんだよ~」

 

Yちゃんに「Non」だという気持ちが伝わらない+

  お友達がブランコをかわってくれない=大泣き のようです)

 

私 「お互い言葉が通じないから難しいね

   どうやって気持ちを伝えようか・・・

  

   あなたの表情を見せて、気持ちをアピールするしか

   ないんじゃないかな?

 

   無表情のままじゃ伝わらないかも

 

   こちらの子は表情にも気持ちをスプラッシュさせるよね

 

   あなたの泣き顔を見せた
ら、きっとわかるよ 」

 

 

娘 「いいの!帰るの!みんな嫌いだ!」

 

私 「今日のうちに解決しないと、

   言葉が通じないんだから、ますますすれ違ってしまうよ

 

   みんなにAu revoir だけでも言ってきなよ 」

 

 

校舎のかげに座りこみ、気温5度の中、娘の話を聞きます。

(寒い・・・ママは風邪なんだよw

娘は泣きながら、

『どうしてわかってくれないんだ!』と言い続けてました。

 

 

私 「日本の子はね、相手の気持ちを察してあげるのが

   すごく上手なんだよね

 

   だから、きっと、校舎のかげであなたが泣いていても、

   誰かが『どうしたの?』って気づいてくれるよ

 

   でも、外国の子は気持ちを表現するのが上手だから、

    察するってあまりしないのかも

 

   Yちゃんもなんであなたが急にブランコからいなくなったのか

   わからないだけなんだよ きっと」

 

娘 「・・・。」

 

私 「ほら!ブランコが空いたよ、今だ走れ!」

 

 

 

娘は泣きながら走りました。

 

でも、その間にまた他の子に、ブランコを取られて、

泣いて戻ってきました。

 

私 「ママの所で泣いても伝わらないよ。。。

   あそこに立っててごらんよ」

 

娘は泣き顔でブランコを見つめます。

 

男子 「〇オ!bien ! (おいで!)」

 

 

フィリピン出身の明るいムードメーカーが娘に気づいて

かわってくれました。

4つあるブランコで、娘の隣にはYちゃんが座っていました。

 

私は遠くから見てます。

 

あまり根に持たないタイプの娘は、

ブランコがゲットできればニコニコで、

近くの男子と笑顔で話しだしました。

 

すると、すぐ、Yちゃんが娘に話かけます。

 

Yちゃん 「〇オ(娘の名前)! 

       Your turn ! 」

 

娘 「Oui  My turn ! 」

 

しばらく二人でブランコの押し合いをした後に、

「ママも座って!Yちゃんにブランコ押してもらってごらん?」

と誘われ、大人なのに()ブランコへ。

 

Yちゃん 「ママ!足を閉じて、私がおすから(英語)」

 

私 「Oui

 

身体の大きなYちゃん、押すパワーは想定外でした()

 

私 「マジで!マジでやめて!もういいって!(日本語)」

 

本気のブランコ、怖いよね() 

 

大人なのにワーワーいって、子供に押されている図を

まわりの子供達に笑われて、

ちょっと心が痛んだw

 

でも、娘とYちゃんが明日からも仲良く遊べそうで

よかった!

 

 

< span>言葉が通じない気持ちのすれ違い。

 

大人ならどうしたかな?

 

 

 


 


 

子育て発展途上中の私の気づきを、

高祖常子さんが、

日経スタイル電子版で記事にしてくれました。

 

イライラ育児、日本を出たら消えた 海外在住母の報告 - 日本経済新聞
仕事と子育ての両立の中で、子どもが言うことを聞かなかったり、さっさと動いてくれない時、イライラしてつい怒鳴ったりたたいたりしてしまうという人がいるかもしれない。イライラは子どもとの関係だけでなく、仕事にも影響を及ぼすこともある。今回は海外に転居した日本人母が感じた子育て環境の違いを通して、「怒鳴る・たたく」育児の背景に...

 

 

 

 

 

 

 

 

 『育児情報誌「miku」編集長』

『叩かない子育て』

高祖常子さん

高祖 常子オフィシャルサイト
育児情報誌miku編集長/子育てアドバイザー、高祖常子のオフィシャルサイトです。育児誌を中心に編集・執筆を続けながら、子ども虐待防止と、家族の笑顔を増やすための講演活動、ボランティア活動も行っています。

 

 

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