かつしかFM「早く教えてっ!ママレーザー」の元パーソナリティー杉野朋子です。
家事も育児も苦手で、どうも上手くいかない
そんな私の悩みをプロに解決方法を聞いていく番組でした。
8月下旬から夫の転勤でスイス在住です。
番組を通じてプロから教えてもらったことをむねに、
スイスでまた新たなママ像を模索してきます。
(「逆取材されちゃってさ。。。」夫)
Dimanche (日曜日)
私の風邪もなかなか治らず、
ついに「ごめん。ママ寝かせて。。」状態になりました。
日曜日なのでお店はお休み。
お昼も適当に買ってきてができません。シクシク。
でも、そもそも、
日本では娘(小学4年生)におつかいをお願いしてましたが、
ジュネーヴは12歳未満の子は大人と一緒にいるという
決まりがあるので、『おつかい』はできません。
戦力外の夫は
「俺は出張だから、行ってくる」だそう。
(その現場で地元紙の取材をうけたんだって、ふーん。。。)
(ジュネーヴの病院のかかりかた)
ジュネーヴでは大きな病気やケガ以外は病院へは行かず
薬で治すか、ファミリードクターに診てもらいます。
ファミリードクターとは近所の開業医のような感じですが、
事前に登録が必要で、病気になって突然診てもらうわけには
いかないのです。
そして、医療費がとても高額!
健康保険は保険会社を選べますが、
毎月、すごく安いところで1人1万円。
新生児を抱えたママが病院で診察を受けた
15分で6~7万円。
子供が遊具から落ち
救急車を呼んだ 8万円。
日本の医療システムは素晴らしい!
ジュネーヴの病院案内で特徴的なのは
写真のプリントしたのまる
左は「精神科の案内」
真ん中は「家族関係の相談案内」
ここが案内されている所だと思います。
「精神科の案内」は、
自殺がとても多いそうで、病院には自殺予防課もあります。
私 「どうして自殺が多いの?」
ブルースウィリス 「想像してごらん、君が1人でジュネーヴへ来て
友達もいない、家族もいない、
言葉が通じない、生活は慣れない。
つらいだろ?残念ながら自殺は多いんだ。
ボランティアがそんな人たちの話を聞いて
あげるところもある。
人との繋がりはとても大事だ」
ジュネーヴに20年以上住む日本人に、
来たばかりの頃、「杉野さんは家族でいるから安心ね」と
よく言われました。
単身赴任で来た人の中にお辛い思いをした人もいるからだそうです。
さて、もう一つの「家族関係の相談案内」は
結婚していないカップルに子供ができた場合のアドバイスを
する所だそうです。
わざわざこのプリントの案内にでてるということは
これも多いことなのだと思いました。
ブルースウィリス 「カップルに子供ができて、
相手となにかトラブルになった時に
行く場所だよ。
ともこは同じ人と結婚してる?」
私 「oui 」
ブルースウィリス 「僕は2回結婚したよ。
今は・・・してない!
何回も結婚する人、離婚する人も
多いからね。」
病院のかかりかたも日本と大きく違いますし。
そこに住んでいる人の気質も異なれば、困っている内容もそうなりますね。
病院の診察課のラインナップも日本とは違います。
ただ、私が思うに、
日本人と外国人の共通していることは
「人との繋がり」が大切なんだなと感じました。
私はジュネーヴへ来て、「ここは嫌いだ!」と思ったことは
今までないです。(これからあるかもねw)
「Bonjour!」「Merci」「Pardon (ごめんね)」「Ca va?(元気?)」
一日に何度もこの言葉で挨拶します。
知らない人でも目があえば笑顔で口角をあげて、
「Bonjour!」「Madame!」など言ってくれます。
本当にこれが何より嬉しい。
私はねw
笑顔と挨拶を持ち帰りたいなぁ
子育て発展途上中の私の気づきを、
高祖常子さんが、
日経スタイル電子版で記事にしてくれました。
『育児情報誌「miku」編集長』
『叩かない子育て』
高祖常子さん
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