グンッと成長したい私のスイス在住日記~ママレーザーで学んだことをむねに海外へ51スイス42日目

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かつしかFM「早く教えてっ!ママレーザー」の元パーソナリティー杉野朋子です。

 

家事も育児も苦手で、どうも上手くいかない

そんな私の悩みをプロに解決方法を聞いていく番組でした。

 

 

8月下旬から夫の転勤でスイス在住です。

 

 

番組を通じてプロから教えてもらったことをむねに、

スイスでまた新しいママ像を模索してきます

 

(お昼に家に帰る時、下をむいてトボトボの娘)

 

月曜日。

 

言葉は通じなくても、

私は「笑顔」と「挨拶」があれば世界は平和になるんじゃないかと

ジュネーヴにきて本気で信じています。

 

 

 

息子は相変わらず通常クラスが嫌で、

「また地獄の一週間が始まる・・・。」とつぶやいています。

 

私 「そんなこと言っちゃうやつは、こうだ!」

 

米俵を肩にかつぐように息子を運ぶ。

 

息子 「やめてーよ()あははは!恥ずかしい、恥ずかしいよ」

 

私 「そうだ!皆、見てるぞ!何だあれはって()

 

息子 「おろして!歩くからおろして!」

 

『いつも笑いながら変なことしているジャポネ(日本人)がいる』

と覚えられているようで、目があえば、「にこっ」としてくれます。

 

時には手でこちらを指して。

 

こちらの人は口角をあがて、目を合わせてスマイル。

 

この笑顔がとても嬉しいのです。

 

 

 

学校が好きな娘は、お昼下校時にトボトボと

「もうやだ・・・」と歩いてきました。

 

私 「どうしたの?」

 

娘 「ブランコ!またとられたの!いつもいつも、私の順番になると

   狙って奪いにくる子がいる。

   今日なんか、ブランコ乗ってるのに振り落とされた。」

 

私 「また、あの眼鏡の子?」

 

娘 「そうだよ!クラスの子が、あの子には近づくなっていってた。

   ブランコ乗ってるのに背中おして落とすんだよ!」

 

私 「それは、酷い。NON!って叫びな。」

 

娘 「言ってるのに、してくるんだよ~あの『ゴリライモ』」

 

ネーミングセンス最高だな。

ここで「人の事をそんな風に呼ぶのはいけません」とは、

言えません。だって、ゴリライモの行いは酷かったから。

 

(友達とふたりのり!)

 

放課後、娘がブランコに乗ろうとしたら、

ゴリライモがやってきて本当に背中をおしてました。

 

娘 「NON!」

 

ゴリライモ 「なんでかわらないの!先生に言うから!

        (てきなフランス語)」

 

娘はどうするのだろう・・・遠くから見ていました。

 

ゴリライモは近くの先生に話にいき、先生もブランコを見ています。

 

すると、フランス語を話せないクラスの娘の友達が、

そこに向かっていきました。

 

娘の友達 「彼女(娘)はまだブランコを始めたばっかりだった。

        その子が言っていることは違う。(英語)」

 

先生はゴリライモに何か話をして、彼女はさっていきました。

 

 

娘「 Merci!」

 

娘の友達 「Its OK ! Your turn ! (英語)」

 

言葉は通じなくても、笑顔と挨拶だけ繰り返しながら遊ぶ関係。

 

信頼関係は十分にできていて、助けてもらっていました。

 

 

戻ってきたゴリライモに今度は息子が被害を受けていました。

何も言い返せないから、黙ってブランコから離れる息子。

 

息子 「せっかく!教室から走ってブランコまできたのに。

     やっとブランコとれたのに!涙」

 

〇〇タ 「〇〇!(息子の名前) Here!(英語)

      僕のブランコ使いなよ(英語)

 

私が毎朝、挨拶する男の子。

ブータン出身で、フランス語ができない。

1人で廊下に座っているので、

Bonjour」と声をかけています。

 

挨拶すると嬉しそうな笑顔で手を振ってくれるから、

こちらもハッピーになります。

 

 

 

 

言葉は通じなくても「笑顔」と「挨拶」があれば

助け合える平和な世界ができるんじゃないかと、

子供達を見ていると思います。              

 

 

 

 

 

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