かつしかFM「早く教えてっ!ママレーザー」の元パーソナリティー杉野朋子です。
家事も育児も苦手で、どうも上手くいかない
そんな私の悩みをプロに解決方法を聞いていく番組でした。
8月下旬から夫の転勤でスイス在住です。
番組を通じてプロから教えてもらったことをむねに、
スイスでまた新しいママ像を模索してきます。
(高祖さんは葛飾で子育てしていた時期もあったそう。)
金曜日。
ラジオにもご出演頂いた、
高祖常子さんがFacebookに「東洋経済オンライン」の記事を
シェアされていてそれを読んで、気が付きました。
『あ、私、スイスへ来てから子供に怒鳴ったり、
ゴツンをしたりしていないぞ!(ん?』
スイスでの毎日は日本の子育てより、実は忙しいです。
私のタイムスケジュール
6:00 起床
| フランス語勉強
6:50 朝食準備
|
7:00子供起床
|
7:45 子供と一緒に学校へ
8:15 家に戻る
| 家事
10:00
| PC作業 orフランス語教室
11:20 子供を学校へむかえに行く
11:40 家に戻る
| 昼食の準備
12:00 子供と一緒にお昼ご飯
| 家事
13:15子供と一緒に学校へ
| 夕飯の買い物
14:15 家に戻る
| 自由
15:45子供を学校へむかえに行く
| 近くの公園で子供と遊ぶ
16:30 帰宅
| おやつを準備し食べる
17:00 子供と一緒に勉強
| (宿題をみたり、フランス語をやったり)
18:00 夕飯準備
| 料理あいまに残った家事
18:50 夕飯いただきます
19:30 食器片づけ
| あいまに子供お風呂サポート
歯磨き・保湿クリーム・姉のアレルギー対策
20:30 子供就寝
| 入浴・朝食の準備
21:30 子供の連絡帳チェックとプリントチェック
| ( 学校とのやりとりはフランス語なので、
時間が大幅にかかります涙)
22:00 PCメールチェック
| (現地の人やフランス語教室とのやりとりは
フランス語がまだまだだからメールで行ってます)
22:30
| 自由時間(やっと)
0:30 就寝
こうして書いてみると、
日本と比べるとなんと自由時間が減ったことか。。。
逆に子供といる時間は大幅に増えました。
それでも子供に対して、怒鳴ったり、ゴツンをしたりしないのは、
なぜか・・・理由は3つありました。(私はね)
(子供はコントロール不能だからさ (笑))
スイスは
① 周りのママやパパが子供に怒鳴ったり、叩いたりしていないから
② 学校の先生も子供に対して感情的に怒鳴ったりせず、論理的に説明している
③ 子供優先の社会で、子連れだと親切にされるから
① 学校の登校風景や公園での様子などで、
大人が大声で注意している姿を見ません。
大人が子供に怒鳴ることは「子供みたいだ」という感じでしょうか。
その行為は幼稚で恥ずかしいことであるという雰囲気を感じます。
大人なら論理的に子供に説明できるでしょ?大人だから。
私はまずこの影響を受けました。
② 学校でケンカが始まると、先生は二人の間に入って、「どうしたの?」と聞いていました。
怒ったりせず、真剣な顔で目線をあわせて話をしてました。
怒鳴る行為はうつるのではないかとこちらに来て感じます。
大人が怒鳴れば、子供も怒鳴り、周りも怒鳴る気がします。
③ 子連れで路面電車(日本でいうバス)に乗っていると、
席を譲られます。 span>
中学生ぐらいの男の子や女の子も当たり前のように、うちの子供に譲ります。
ドアも開けて「お先にどうぞ」はどこでも誰でもしてくれます。
本当に驚くばかりです。
私達外国人でも子供に「Bonjour!」と話しかけてくれるMadameや、頭をなでてくれるMonsieurなど
可愛がられます。
(子供嫌いな人は徹底的に嫌いなようですが、近づいてこないだけです)
この雰囲気に親の気持ちはずいぶんリラックスできます、
親が安心していると子供自身も安心しうちの子はイライラしなくなりました。
最後に子供自身もこちらは「大人」のように振舞っています。
ジュネーヴはフランス語圏なのでほとんどフランスのようだと現地のママは言います。
フランスのように
「小さな大人」として育てられて、
大人の社会にいるのだから大人のルールを身に着けなさいといって教育されてる気がします。
子供達も紳士淑女のように振舞っていて、
「子供だからそのくらい・・・」はなし、
日本人から見ると意外と厳しくしつけられてますよと聞きました。
スイスはとても静かな国です。
周りの人達からいい影響を受けています。
コメント