かつしかFM「早く教えてっ!ママレーザー」の元パーソナリティー杉野朋子です。
家事も育児も苦手で、どうも上手くいかない
そんな私の悩みをプロに解決方法を聞いていく番組でした。
8月下旬から夫の転勤でスイス在住です。
番組を通じてプロから教えてもらったことをむねに、
スイスでまた新たなママ像を模索してきます。
(ワッペン縫いました。われながら。。。超不器用!(笑))
Dimanche(日曜日)
子供達は正式に「ボーイスカウト」に入りました。
毎週、公園や森にでかけて、
「シェフ」(リーダー)の考えたプログラムで活動してきます。
(森の中でかくれんぼや木で弓を作ったり、トカゲなどを見つけたり
毎回違う内容です)
(制服!)
スカウトは皆おそろいの制服を着ます。
うちの子は「Le loup (狼)」グループ。
シェフ 「腕のところに狼のマークを縫ってあげてください。
私たちのマークですよ」
私 「わかりました」
娘 「縫うの忘れないでね、大丈夫?縫える?」
私 「大丈夫じゃない(笑)」
裁縫も苦手です。
縫ってると楽しいのですが、できばえがね・・・(笑)
娘 「ママは裁縫が苦手です」
私 「oui(はい)」
娘 「ママはおしゃべりが好きです」
私 「oui(はい)」
娘 「でも、フランス語も英語もできません
でも、誰かとおしゃべりしてます」
私 「そうだね(笑) なんだろうね(笑)」
娘 「おしゃべりが好きで得意です
でも、裁縫は苦手です
この狼で大丈夫でしょうか?」
私 「それは Its OKよ
こちらはどんな形でも、受け入れてくれるから」
自分で話して気づきました。
私は裁縫も料理も苦手で上手にできません。
この意識が「ママとしてダメだ」と自分で思い込んでいました。
(そりゃぁ、できれば素晴らしいけど)
スイスの『Every thing OK』という感覚が、
少しずつ私のマイナス意識をやわらげてくれています。
こちらの人の感覚はこんな感じです。
私 「裁縫が苦手なの」
スイス人「そうなんだ」
私 「料理も上手くいかなくて」
スイス人「そうなんだ」
スイス人 「じゃあ、あなたは何が好きなの?」
できないことに目をむけるのではなくて、
できることを考え、代案を提案する。
そんな人が多いです。
自分と他人は違うから「なんでできないの?」とか、
「普通できるよね」なんて、そもそも考えない。
できないものばかり見てしまう呪縛からの解放!
外国生活は38歳の私にも大きな影響を与えてくれています。
子供だけじゃなくてね。
ジュネーヴに来て間もなく3カ月。
伸び伸びと自由に生活できるようになってきました。
(気持ちがw)
子育て発展途上中の私の気づきを、
高祖常子さんが、
日経スタイル電子版で記事にしてくれました。
『育児情報誌「miku」編集長』
『叩かない子育て』
高祖常子さん
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