スイス在住ママのお悩み解決パーソナリティー
杉野朋子です。
「一回、自国の外へでて自分の国を見ると、
面白い所に気づきますよ。」
日本で私にフランス語のレッスンをしてくれる先生が、
そう話していました。(フランス人)
私がジュネーブで常々寂しいと思っていたことは・・・(笑)
日本人は相手の外見を褒めるけど、
ジュネーブで、「可愛いですね~」と言われたことは、
ほとんどありません。
(あればナンパですよw)
(ジュネーブ出国前、日本で見ていたフランス語テキスト)
『日本人はなぜ外見を褒めるの?』
日本の女性同士は、
「このスカート可愛い」「そのリップ奇麗な色」など、
あらゆる角度から褒めてくれますw
そう言われると単純に嬉しいのと、
相手が自分を受け入れてくれたかのように感じます。(私は)
すると、相手との距離感がぐっと縮まる気がします。
「この人とは気が合うかもしれない。」
「もっと、お話してみたい。」
と考え、会話が増えていくと考えます。
初対面の人でも、もうずいぶん知っている友達でも、
「それ可愛いですね。」「キレイな方ですね。」など、
外見を褒めちゃうのは、
『私はあなたを受け入れますよ』という
意思表示なのでしょうか?
で、これを男性から女性にしてしまうと、
「セクハラ」になるのかな?
フランス人の先生は、
「どうしてそれがセクハラにあたると、
日本の男性たちがわからないのか、面白い。」
と話してました。
外国の男性は、女性を褒めるイメージがありましたが、
実は全く言われませんよ~。
『ジュネーブ人(フランス文化)は、なぜ外見を褒めないの?』
「あなたはキレイな人ですね?」
とジュネーブで言われたことはありませんよ。
私ととても仲の良い60代の女性に、
「あなた今日はエレガントな恰好ね!」と一度言われたぐらいです。
女性の外見に対する褒め言葉を、
挨拶の一部のように感じていた私は、
初対面の時にこの話題がでてこないことに違和感がありました。
ジュネーブ人 「女性が相手の服装について、素敵ねとは
言うけどね。
男性は絶対にないね。
彼らが女性を褒めるのはパートナーだけ。」
男性が女性を褒める場合は好意のある人にだけの
ようです。
だから、職場の上司が部下の女性の外見を褒めると、
セクハラにあたるというのは、この辺りのことなのでしょうか。
でもね、日本と違って、全く言われなくなるのも、
ちょっと寂しいですよ(わがまま)。
フランス語先生 「たくさんの人から褒められるって、
どういう感じですか?
そうされたいの?」
そうされたい!(笑)
やっぱり、自分を受け入れて貰えている感じがするから。
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