スイス在住ママのお悩み解決パーソナリティー
杉野朋子です。
『遠慮する』って、
どうしてでしょうねw
相手を思う「優しさ」のような気がします。
私は日本人だから、
ジュネーブでの生活でも「遠慮」はしてました。
でも、半年が過ぎた頃、
それをすると、申し出た相手が寂しそうな顔をするので、
本当に必要なら喜んですぐ受け入れるようになりました。
今日は電車内で、日本人と外国人が私に席を譲ってくれました。
(子連れだったので)
遠慮なくすぐに座りました(笑)
(電車内はいつも混んでるなぁ~)
『インド女性の場合』
電車で席が2つ空いていたので、
子ども2人が座りました。
すると、その隣に座っていたインドの女性(おそらく)が、
席を譲ってくれました。
インド女性 「ここどうぞ。」
私 「ありがとうございます!(ビッグスマイルで)」
インド女性 「どうぞ。(笑顔返し)」
私がすぐに申し出を受け入れることを予想したように、
自分が立ち上がって、つり革を掴んで、声をかけてきてくれました。
ジュネーブの人達も、そんな感じです。
スキンシップの国なので、軽く腕に触れて、「あなたに譲るのよ」と
意思を表すこともあります。
(ジュネーブのトラム)
『日本人の若者の場合』
インドの女性と同じ状況で、日本人の若い男性が席を譲って
くれました。
日本人男性 「あ、ここ座りますか?」
私 「ありがとうございます!(癖でビッグスマイル)」
きっと遠慮する人が多いのだと思います。
男性は席から完全に立ち上がっていなく、中腰で私に声をかけてくれました。
日本人は「察する文化」で優しいので、
申し出る時も相手の気持ちを考え、
受け入れる時も相手の気持ちを考えているのだと考えました。
四国をお遍路で訪れたムッシュは、
親切にしてくれた人に「スイスの葉書」を配ろうと用意してました。
ムッシュ 「みんな葉書を受け取ってくれないんだ。
えーいいです、いいですって言うんだよ。
どうしてだろう?」
私 「(笑) 遠慮しているのだと思うよ。
自分が貰ってしまったら、あなたの葉書がなくなる。
もっと相応しい相手に送ると、あなたも相手もハッピー
なんじゃないかな?って考えるのかも。
あなたの行動の先を考えて、遠慮しているのかも。
日本人は優しいんだ。」
ムッシュ 「そう、日本人はとても親切だよね。」
遠慮とは、
相手の気持ちをお互い考える、
優しさの極みみたいな感じかなw
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