日本一時帰国③「遠慮するって、優しさの極みかしらw」

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スイス在住ママのお悩み解決パーソナリティー

杉野朋子です。

 

『遠慮する』って、

どうしてでしょうねw

 

相手を思う「優しさ」のような気がします。

 

私は日本人だから、

ジュネーブでの生活でも「遠慮」はしてました。

 

でも、半年が過ぎた頃、

それをすると、申し出た相手が寂しそうな顔をするので、

本当に必要なら喜んですぐ受け入れるようになりました。

 

今日は電車内で、日本人と外国人が私に席を譲ってくれました。

(子連れだったので)

 

遠慮なくすぐに座りました()

 

 

(電車内はいつも混んでるなぁ~)

 

『インド女性の場合』

 

電車で席が2つ空いていたので、

子ども2人が座りました。

すると、その隣に座っていたインドの女性(おそらく)が、

席を譲ってくれました。

 

インド女性 「ここどうぞ。」

 

私 「ありがとうございます!(ビッグスマイルで)」

 

インド女性 「どうぞ。(笑顔返し)」

 

私がすぐに申し出を受け入れることを予想したように、

自分が立ち上がって、つり革を掴んで、声をかけてきてくれました。

 

ジュネーブの人達も、そんな感じです。

 

スキンシップの国なので、軽く腕に触れて、「あなたに譲るのよ」と

意思を表すこともあります。

 

 

 

(ジュネーブのトラム)

『日本人の若者の場合』

 

インドの女性と同じ状況で、日本人の若い男性が席を譲って

くれました。

 

日本人男性 「あ、ここ座りますか?」

 

私 「ありがとうございます!(癖でビッグスマイル)」

 

きっと遠慮する人が多いのだと思います。

男性は席から完全に立ち上がっていなく、中腰で私に声をかけてくれました。

 

日本人は「察する文化」で優しいので、

申し出る時も相手の気持ちを考え、

受け入れる時も相手の気持ちを考えているのだと考えました。

 

 

四国をお遍路で訪れたムッシュは、

親切にしてくれた人に「スイスの葉書」を配ろうと用意してました。

 

ムッシュ 「みんな葉書を受け取ってくれないんだ。

       えーいいです、いいですって言うんだよ。

      どうしてだろう?」

 

私 「() 遠慮しているのだと思うよ。

    自分が貰ってしまったら、あなたの葉書がなくなる。

    もっと相応しい相手に送ると、あなたも相手もハッピー

   なんじゃないかな?って考えるのかも。

 

   あなたの行動の先を考えて、遠慮しているのかも。

   日本人は優しいんだ。」

 

ムッシュ 「そう、日本人はとても親切だよね。」

 

遠慮とは、

相手の気持ちをお互い考える、

優しさの極みみたいな感じかなw

 

 

 

 

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