スイス在住ママのお悩み解決パーソナリティー
杉野朋子です。
フランス語を話し始めるのは、
姉弟のどちらが先か!?
「年齢が低い弟がしゃべりだす」
と大方予想されてましたが、
それを裏切って「姉」の方が文章で話せます。
(短いけど)
言語習得の鍵2つ(私が考える)を持っていたのが
年齢が上の「姉」であったと思います。
①文章の構築力
②文字を読む
(今日でフランス語教室も終了。次年度も通いますよ!!)
『①文章の構築力』
例えば、
「私は困っている。
私のポケモンカードを彼に盗まれた。
彼が持っているのを私は見た。」
など、伝える為には、
文章の文法も順番も必要ですね。
赤ちゃんのように「それ好き!」「これやだ!」と
短いフレーズを話しだしたのは弟が早かったです。
でも、その後、二人ともボキャブラリーを増やしてからは、
姉の方が文章で話します。
文を作るという作業に関しては、
小学2年生より5年生の方がたいてい上手でしょう。
それと同じことがフランス語でも起こっていると
考えます。
「困っていることを訴える為にフランス語を覚えた。」
「スーパーの店員とやりあう為にフランス語を話した(笑)」など、
人間窮地に追い込まれるとパワーも発揮しますよね。
現地校友人 「彼女はフランス語を話したの。
ポケモンカードの件で。
まさか、あんなに話せるなんてクラス中
思ってなかったから、ザワザワしたんだよ。」
私 「本当に?あの子、そんなこと言ってなかったけど。」
現地校友人 「普通に話してた、フランス語。意味も通じた。」
(私の通っていたUOG大学)
『②文字を読む』
アルファベットも書けないし、読めないし・・・
という状態で子供達はジュネーブへやってきました。
「文字」を読むことは、
小学2年生より5年生の方が慣れているでしょう。
知らない「文字」を覚えていくのも姉の方が早かったです。
これまでに、日本語で文字を読んできた経験は、
どうしたって姉の方が多いので、
やっぱり「意味を掴むコツ」みたいなものがあるのだと
考えます。
娘 「この標識は、ここを出る時は鍵をかけてお願いしますって
書いてある。」
私 「え?わかるの?」
娘 「何となく、単語と順番で。」
ジュネーブへ来たのは娘が小学4年生の2学期。
海外の学校で言語習得ゼロから授業についていくには、
ギリギリの年齢だと駐在経験者や支援団体など、
相談先から聞いていました。
でも、彼女の外交的な性格も功を奏し、
友達や先生の話は現在だいたい理解できる感じです。
言語習得は年齢が低い方が有利ということは、
断定できないと「娘」が証明してくれました。
だから、年齢が高い私もくじけない!!(今は・・・)
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