スイス在住ママのお悩み解決パーソナリティー
杉野朋子です。
現地校の自由な校風の中で、
娘が変わったことと言えば・・・
①持ち物・服装の判断をできるようになった
②信用できる友達と、他の子と区別するようになった
「みんな同じ」という考え方は、
持ち物や服装にもなく、友達に対してもありません。
これは安心・安全の日本ではなく、
海外で暮らしていく中で必要なことだと考えます。
(自分にとって必要なものを考えてつめたキャンプ)
『学校指定の物はゼロ』
現地校では学校から指定され、みんなと同じものは一切ありません。
体育着は「動きやすい服装」ですし、
水泳は「手持ちの水着と水泳帽と自分が必要なもの」ですし、
服装が同じということがおこりません。
ジュネーブの学校へ来た当初は、「基準」がほしくて、
ママ友に「みんなどんな物を着てるのか」「必要な物って何?」と
よく質問しました。
私自身、「みんなと同じが正しい」という呪縛にしばられていたの
かもしれません。
これから私が先に解放され、次に娘が解き放たれていきました。
すると・・・
娘 「体育着はジャージは好きじゃない。
長袖のスエットと半袖を下に着る。
上履きはひも付きの方がいい。」
「水泳の時は、こっちのバスタオルと小さいタオルが
ほしい。」
私 「みんなは何を持ってきてるの?」
娘 「えー知らない。見てないもん。」
自分にとって必要なものを選択しはじめ、
周りを気にしなくなりました。
勿論、失敗もたくさんあります。
その度に軌道修正して、持ち物や服装を変えてきました。
あくまで基準は「自分」にあります。
それを使用するのは「自分」だからね。
『信用できる友達は5人前後』
お友達に対する態度を「みんな仲良く・同じに接する」とは、
しなくなりました。
私も、「そうだよね」と心底思います。
(ポケモン事件などありましたし・・・)
大切な物を見せられる友達と、
そうでない友達はいて当たり前ですね・・・。
でも「みんなと同じ、平等に接しないと悪い」とどこかで考えていました。
ちょっと「平等」の意味をはき違えていた気がします。
「自分を大切にしてくれる相手が、
自分の大切な友達」ですから、
差がついていいんだなと思えるようになりました。
(意地悪とはまたちょっと違いますよ)
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