ジュネーブで子育てを考える75「自由な校風でみんな同じから解放されたかしら」

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スイス在住ママのお悩み解決パーソナリティー

杉野朋子です。

 

現地校の自由な校風の中で、

娘が変わったことと言えば・・・

 

持ち物・服装の判断をできるようになった

信用できる友達と、他の子と区別するようになった

 

「みんな同じ」という考え方は、

持ち物や服装にもなく、友達に対してもありません。

 

これは安心・安全の日本ではなく、

海外で暮らしていく中で必要なことだと考えます。

 

 

(自分にとって必要なものを考えてつめたキャンプ)

 

『学校指定の物はゼロ』

 

現地校では学校から指定され、みんなと同じものは一切ありません。

体育着は「動きやすい服装」ですし、

水泳は「手持ちの水着と水泳帽と自分が必要なもの」ですし、

服装が同じということがおこりません。

 

 

ジュネーブの学校へ来た当初は、「基準」がほしくて、

ママ友に「みんなどんな物を着てるのか」「必要な物って何?」と

よく質問しました。

 

私自身、「みんなと同じが正しい」という呪縛にしばられていたの

かもしれません。

 

これから私が先に解放され、次に娘が解き放たれていきました。

すると・・・

 

娘 「体育着はジャージは好きじゃない。

    長袖のスエットと半袖を下に着る。

   上履きはひも付きの方がいい。」

 

   「水泳の時は、こっちのバスタオルと小さいタオルが

   ほしい。」

 

私 「みんなは何を持ってきてるの?」

 

娘 「えー知らない。見てないもん。」

 

自分にとって必要なものを選択しはじめ、

周りを気にしなくなりました。

勿論、失敗もたくさんあります。

その度に軌道修正して、持ち物や服装を変えてきました。

 

あくまで基準は「自分」にあります。

それを使用するのは「自分」だからね。

 

 

『信用できる友達は5人前後』

 

お友達に対する態度を「みんな仲良く・同じに接する」とは、

しなくなりました。

私も、「そうだよね」と心底思います。

(ポケモン事件などありましたし・・・)

 

大切な物を見せられる友達と、

そうでない友達はいて当たり前ですね・・・。

 

でも「みんなと同じ、平等に接しないと悪い」とどこかで考えていました。

ちょっと「平等」の意味をはき違えていた気がします。

 

「自分を大切にしてくれる相手が、

 自分の大切な友達」ですから、

差がついていいんだなと思えるようになりました。

(意地悪とはまたちょっと違いますよ)

 

 

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