かつしかFM「早く教えてっ!ママレーザー」の元パーソナリティー杉野朋子です。
家事も育児も苦手で、どうも上手くいかない
そんな私の悩みをプロに解決方法を聞いていく番組でした。
8月下旬から夫の転勤でスイス在住です。
番組を通じてプロから教えてもらったことをむねに、
スイスでまた新たなママ像を模索してきます。
(パリ旅行の一枚。ジュネーヴからパリ行きの電車に乗ります )
Samedi(土曜日)
久しぶりにフランスへ買い出しに行きました。
値段も安く(日本よりはちょっと高い)、
野菜の種類も豊富で、
掃除用具もここで手に入れた方がお得、
2万円ちかくは買って帰ってきます。
娘 「早くしてね!午後は〇〇シャンと遊ぶんだから。」
私 「午後1時に公園でしょ?大丈夫、間に合うから。」
娘は現地校で仲良くなった子の家へ遊びに行く予定でした。
お友達も外国からスイスへ来た子で、
フランス語を話せません。
でも、彼女は英語ができ、うちの娘の意図をくみ取る能力が
とても高く、いつも笑顔で楽しく遊んでいます。
うちの娘、言葉が通じないのに、
「休日も遊びたいから、家で遊ぼうよ?」と彼女と交渉し、
お互いの親を巻き込み(笑)
自分の意思を相手に伝えることができて、すごいなぁと
感心します。
(Gare de Lyon駅前 「パリ」)
午後1時。
待ち合わせ場所に〇〇シャンとパパがやってきました。
パパは満面の笑みで娘をむかえてくれました。
パパ 「Bonjour !」
娘 「Bonjour ! 」
私 「娘はとても楽しみにしてきました。
今日はありがとうございます。
うちの娘はあなたの娘が大好きなんです。(英語)」
パパ 「うちの娘もだよ!
夕食を一緒に食べてもいいかい?(英語)」
私 「ええ!喜んで!どうもありがとうございます。(英語)」
パパ 「じゃあ、6時ぐらいにまたここで!」
娘に通訳すると、夕食も一緒だと聞いてとても喜んで、
友達と手を繋いで走っていきました。
自分の意思を相手に伝えることが、
日本と少し違う所は、
「〇〇だから、こんな方法はできる?」と
案を持ってたずねる所だと感じています。
自分のやりたいことを実現させるための方法の交渉から
いきなり入ってるなぁと常々思います。
また、日本の感覚でいるとちょっと危ないのが
何も伝えなければ、何も手に入らないという感じ。
娘は自分の意思を伝えるのがとても上手で、
息子は苦手。
もじもじしていたら、どんどん取り残されてしまいます。
私 「わからないなら、わからないって、先生かママに言わないと」
息子 「だって。。。何て言っていいかわからないんだもん。」
私 「ジュ ヌ セ パ (わかりません)
で通じるし、プリントを持って、ここ!ってさせば
先生わかるよ。」
息子 「だって。。」
私 「いい?もうママはあなたが困っているんじゃないかと、
先回りして色々するのをやめたわ。
困ったら、どうすればいいのか自分で考えなさい。
先生やママに「助けて」って言わなきゃ始まんないよ。」
意思を伝えないと何も手に入らず、
伝えると「こんな方法は?」「こういうのもあるよ?」と
色々提案してくれて、助けてくれる人多いです。
黙っていたら、
何も始まらない、
この感覚が子どもも私もとても鍛えられます。
受動的になっていたら何もなくスイス滞在期間を終えてしまう、
積極的に自分の意思を伝えていかないとという焦りが
常にあるんです。実は。
息子に言っているようで、自分に言ってる言葉だなと思いました
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