スイス在住ママのお悩み解決パーソナリティー
杉野朋子です。
海外「ワンオペ事情」
今日はエジプト人ママ友との話を紹介します。
よくよく考えてみると・・・
家事と育児が「ワンオペ」になっている国の数は、
分担できている国の数より多いでしょうか。
ジュネーブは人口の4割前後が外国人です。
現地の夫婦(ほぼフランス文化)を、
羨ましく横目で見ながら奮闘している「ワンオペ同士」は
結構いますね。。。
「ワンオペ」を海外の人達はどんな風に乗り越えているのか?
友達になれた人から聞いていきます。
(私の語学力があがっていけば友達は増えますから(笑))
(ジュネーブは明日からイースター休み)
『エジプト人ママの場合』
「自分のプロジェクトを
どうすれば実現できるか、諦めずに実行し続ける」
彼女の家に招待されて、子供と遊んできました。
エジプト人ママ 「フランス語はどう?」
私 「毎日勉強しているけど、とても進まない。
英語が上手な夫が昨日、少しフランス語を勉強した
けど、
私よりも習得が早いわ。英語を掴んでいればそうなの?」
エジプト人ママ 「いいえ、そうではないわ。
あなたは常に色んなことを頭の中で考えている、
子供の送り迎え時間、3回の食事、
子供の勉強、子供の健康、習い事、
子供に布団はちゃんとかかっているかまでね!」
エジプト人ママ 「エジプトは夫はノーヘルプよ(笑)
彼は料理がとても得意な人だったけど、
私の為には作らないのよw
私が風邪を引いても、私の分は自分で用意
し続けるわ、子供の分もね(ボソ)
この日常の中、机にむかって勉強することは
挫折しちゃうだけよ。
私はメモをつねに持ってて5つのセンテンスだけ
覚えてね、忘れたらパッとみる、毎日ね。」
彼女は12年ジュネーブに住んでいるそうです。
アラビア語の学校の先生をしています。(子供対象)
エジプトでは家族がレストランを経営していて、
自分も料理人だったと話してくれました。
ジュネーブではオーダーの手作りケーキを売っているそうです。
「レゴ」「ミニヨン」「スパイダーマン」
食べられる人形がケーキの上に飾られています。
写真を見せてもらったけど凄かった・・・。
エジプト人ママ 「私の自由時間は20時以降。
朝起きれば、また育児と家事をし続けるの(笑)
すきま時間を見つけて、
何とか自分のプロジェクトをするの。
やり方を変えれば成功するわ。
何度もトライし続けて、諦めない!」
状況を悲観するのではなく、自分の持ち時間を有効に使える方法を考えて、実行し続けていました。
彼女は「日本の女性もワンオペでしょ?」と話してました。
日本のドラマをよく見ていたのだそう(笑)
エジプト人ママ 「でも、エジプトでは
女性が1人ででかけられないから、
夫が家にいる時は妻も家にいないとなの。
ジュネーブは自由よ!」
前向きで明るいママに、また頑張ろうと活力をもらいました。
『マダムモコの
すぐに使ってみたいフランス語講座~旅行でこれだけは編~』
旅行中にお子ちゃんでもできるフランス語を紹介します。
⑰ 「Pour quoi」 (プー クワ)
「喜んで」
元々の意味は「どうして?(why)」ですが、
誘われたり、嬉しいことがあったりすると「喜んで」と使います。
今日は私のあのバター入れ忘れがちなケーキを
プレゼントしてきました。その時にエジプト人ママがこれを言って
くれました。
それでは
Au revoir
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