かつしかFM「早く教えてっ!ママレーザー」の元パーソナリティー杉野朋子です。
8月にスイスへ引っ越してきました。
(『モンドール(スイス)』 昨夜の残りを昼にパンをつけて)
外国暮らしの面白い所は、様々な考え方の人達に触れ、
価値観が変わっていくところでしょうか。
私はここで暮らすようになってから、
「なんで、できないの?」
という言葉に疑問を感じるようになりました。
うちの子供が通う学校はいわゆる『特別支援クラス』は
存在していません。
みんな一緒です。
9月に転入した時に、校庭で見ていると、
『あれ?この子はもしかして』と思うこともありましたが、
今は全くわかりませんよ(笑)
校庭で突然、大きな声で歌いだしても「ふふふ」で終わり。
廊下でいきなり踊りだしても「そのダンスは何?あはは」と
友達は言います。
私の娘は何度か検査を進められて、受けました。
(結果は「個性」でしたが・・・)
ジュネーヴでは『個性の強い』娘は、
「積極的で明るく、おっちょこちょいな子」と受け止められ、
(あら、私と同じ肩書ねw)
友達 「OK!〇オ、手袋はあそこに落ちてたよ、
水筒を忘れないで!」
と友達や先生に言われて終わりです。
困っていることがあったら、
先生か友達に相談して!と言われます。
(毎日、毎日、放課後に遊んでますw 英語とフランス語で会話)
『なんで、できないの?』
という言葉に、その子を見てるのかな?と思います。
裏には
「普通、できる」
「できないなら、それに気づいて工夫するはずだ」
そんな考えがあるのでしょう。
これは答えのない質問をされているようで、
攻められているだけに感じます。
私もかなりの「おっちょこちょい」の「管理能力欠如」している
タイプなので、『なんでできないの?』とよく言われました。
(親は言わなかったよ)
本人も困っています。
だから不得意なことは「助けてほしい」のです。
『自分が何ができないのか、わからない』
『工夫の仕方もわからない』
そんな八方ふさがりですね。(私はね)
娘は今日、手袋をなくしました。
昨日買った4000円(スイスは物価高い)のものです。
私は、今日、通帳の場所がわからなくなりました。
でてきません(未だにw)
『なんで、ちゃんと管理できない!』
『普通、大事なものは注意するよね!』
確かに、そうですけど、
『ちゃんと』や『普通』って言葉がでて、
注意してくる相手は、きっと、あなたを見てない。
こんな私ですので、ラジオ放送の管理は大変でした。
一緒に助けてくれたのはディレクターの健二さんでした。
『いいか!一つ、一つ、クリアにしていくんだぞ。』
『順調か?』『何が、わからない』
私は企画やアイディアはたくさんでますが、
それを管理するのが苦手で、でも突然始めたりするものですから、
『このじゃじゃ馬!手がかかる!』とよく言われたものですw
でも、
『なんで、できない!』とは言われませんでした。
一緒に並走してくれる人達、
そんな関わり方が、現地の学校にはあるのかな?と
感じています。
(まだこれから5カ月!もう何年もスイスにいる気がする(笑)
隣は健二さん)
それでは最後に、
『マダムモコの
いつか使ってみたいフランス語講座~美容・健康編~』
今週はフレーズとジュネーヴの人の美容や健康についても
ご紹介します!
② Je voudrais un maquillage pas trop farde .
「あまりメイクを濃くしないでください!」
国際都市ジュネーヴはメイクも人それぞれ、
アジア系はほぼスッピンさん
アラブ系はしっかりメイクさん
ヨーロッパ系もナチュラルメイクさんですね
チークはほぼ塗ってないけど、
リップはしっかりしている人が多いですね。
~ラジオ出演・お知らせ~
NHKラジオ第1放送「ちきゅうラジオ」
1月12日㈯
『スイス特集』でした。
私は12日 午後6時過ぎ
ジュネーヴの行事「エスカラード」について
お話ししました。
聴き逃した放送、配信中です!
それでは
Au revoir
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