かつしかFM「早く教えてっ!ママレーザー」の元パーソナリティー杉野朋子です。
家事も育児も苦手で、どうも上手くいかない
そんな私の悩みをプロに解決方法を聞いていく番組でした。
8月下旬から夫の転勤でスイス在住です。
番組を通じてプロから教えてもらったことをむねに、
スイスでまた新たなママ像を模索してきます。
(乾燥機)
Lundi(月曜日)
一週間のスタートです。
スイスへ来て2カ月半が経ちました。
最初、生活リズムが掴めず、イライラしていました。
家事や食事作りに時間がかかり、
自分の時間が取りにくかったかたらだと思います。
更に、一日学校への3往復は本当にキツイのです(笑)
(お昼も毎日作りますから、専業主婦なのにあれ?時間がないw)
私 「なんでママが全員分の洗濯物を畳み、
食事をテーブルまで運び、食器を下げて、
全ての掃除をしているのよ!」
夫 「俺は家電の使い方がわからないから」
(私だってわからないわよ←心の声)
子供 「なんでー!!ママは家にいるじゃない」
スイスへ来て、私が専業主婦に戻った瞬間にこれですよ(怒)
私 「ママだからという理由で、全てやらないといけないのは、
何?家事は皆のことでしょ。生活していたら家事はでる
それを一人に押し付けるのは違うと思う。」
この件に関しては、日本でも何度も何度も戦ってきました。(笑)
夫はね。。。もういいやw←諦めた。
(食洗器は大きい!)
子供達は今では大きく、変わりました。
8月 「え!!何で!また洗濯物畳むの!自分のしかしないから」
9月 「あ。。やってなかった。あーー何だよ。。もう!」
10月 「あ!忘れてたっ!」
11月 「ママ、このタオルはここに入れておくよ。」
この飛躍は、スイスの子ども達の影響だと思います。
スーパーに買い物へ行くと、
子供達は親の隣に歩いています。
中にはカゴを持ってる子も。
勝手に一人でどこかへ行ったり、
「あれ買って!」とだだをこねている姿はいまだ見かけません。
スーパーでひっくり返ってる子どもがいないのには
驚きます。
こちらのレジは、
ベルトコンベヤーに買いたいものお客さんが並べて、
商品を店員さんがスキャンし、
その後、自分たちのカバンにお客さんが詰めていきます。
支払いは自分たちのカバンに商品をつめたあとに行っています。
親と一緒に買い物にきた子の多くが、
ベルトコンベヤーに商品を並べ、
親が店員さんとやりとりしている間に、
せっせとカバンに商品をつめます。
親が「やりなさい」なんて言ってません。
親も子供には「Meci」のみで「偉いわね」などと褒めません。
家の事を一緒にやるのが当たり前というスタンスを
見せてもらいました。
(「ルンディ」と名付けられた我が家の救世主)
自分のイライラは、自分で処理しないと大人ではないと
ヨーロッパの人を見ていると思います。
私のイライラはやっぱり家事に時間が取られ、
自分の時間が取れないこと。
だから家事へのこだわりを手放しました。
洗濯は好きで、
洗濯乾燥機なんて洋服が傷むから使えない!と決めつけてました。でも、お力をかりて、完璧な仕上がりではないけど、
「うん、OK」としました。
掃除機をかけることは苦ではないタイプです。
床にゴミがあるのは嫌いで、日本では一日に何回も掃除機をかけてました。でも、ルンバのお力をかりて、ゴミが残ってますが、
「うん、いいや」としました。
食洗器は使ったことがありませんでした。
「結局、一度よび洗い」みたいなことをしないといけないので、
二度手間じゃんと感じてましたが、
「時間が大幅に短縮されたて、いい!」としました。
家事の時間を決めて、それ以上はできなかったとしても、
自分の時間にすることにしたのです。
専業主婦はどうしても家族を優先して、
意外と自分の時間の確保が難しいなと改めて感じました。
子育て発展途上中の私の気づきを、
高祖常子さんが、
日経スタイル電子版で記事にしてくれました。
『育児情報誌「miku」編集長』
『叩かない子育て』
高祖常子さん
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