こんにちは。
Twitterで見つけた
不登校の子が書いた本を紹介します。
『不登校中学生だった僕の
月収8桁の稼ぎ方』
キメラゴン著
すごいですよね。
不登校と聞いて、
私は「やっぱりそうだよね!」と
ちょっと嬉しくなってポチっと
購入しました。
私は不登校の取材を
継続してるので、
ある結論を持っています。
不登校の子はメンタルが強い
不登校の子は、
メンタルが強いですよ。
「え?」逆じゃない?と
思いましたでしょうか。
学校に通えないのだから、
メンタルが弱いのかと。
違います。
「嫌な事を嫌だ」と行動できる
強さがありますよね。
なぜメンタルが強くなったのか?
不登校になるまでの経験の中で、
あるいは現在の経験もまたその要因だと
考えます。
それは、
世の中の理不尽に気づいたり、
理不尽を経験したりしています。
その結果、
考えぬいて「不登校」という選択を
しているわけです。
不登校が与える影響
不登校になった結果、
どういった子供が育つか、
親でも本人でもここが気になりますよね。
教育学者の喜多明人さんは、
不登校のシンポジウムで、
子どもたちにこんな言葉をかけました。
喜多先生「みなさんは、僕より凄い経験をしてます。
私は70歳ですが、そこまでの経験はしてませんよ。
だから、僕はみなさんは
きっと凄い大人になると思います。」
私もそう思います。
だから、不登校の子が書いた本を見つけた時に、
「やっぱりそうか。」と感じたわけです。
そして、親御さんがどんな風に子育てをしているのか、
気になります。
勉強したい(笑)
娘の場合
さて後半は、スイスと日本で経験した
「娘の理不尽」を紹介します。
スイスの経験
スイスでの娘の理不尽経験は、
何と言っても「転校」ですね。
娘 「こんな所には来たくなかった。」
「勉強どころか、何を言ってるのか
全くわからない!」
「日本に居たら今頃、
遠足だった!運動会だった!林間学校だった!」
日本にいるなら、しなかった苦労をして、
私にあたってました。
そうだよね、と受けとめながら、
毎日母娘でフランス語を勉強してました。
勉強しながらも、
「なんでこんなことを!」と思うわけです。
外国から来た友達で一緒にフランス語を習っていても
アルファベットを使う国から来た子は、
いとも簡単にフランス語を話しだします。
娘 「どうして私ばっかり。」
何もしていなくても
降りかかる苦労も、
一生懸命やっていても
叶わないポテンシャルも、
娘にとっては理不尽な事でした。
日本の経験
日本では転校してからいじめにあいました。
さらに、上履きとコートを隠されたのは
衝撃でしたね。
娘 「わたし、上履きとコート隠されてるんだよ。
それなのに、あいつが泣いたら先生そっちに夢中なんだ。
(加害者と思われる子)」
私 「そっか。嫌だね。」
娘 「意味わからなくない?程度の差を見ろって。」
私 「全くもってその通り。」
娘 「私の味方はいないのかと。」
娘はこの経験から自分を守る処世術を身に着け、
誰を信じるか、考えるようになりました。
まとめ
できればそんな経験、
自分の子どもにさせたくないですよね。
本人だってそう思います。
でも、降りかかってしまったら、
いつか向き合わなければ進まないですね。
世の中の理不尽に気づいたり、
理不尽を経験したりします。
そんな時、
心に正直に進んで行くことは
とても勇気がいりますよね。
それを「不登校」という選択で
実行していることは
心が強くないとできないものです。
だから、
不登校の子は、
メンタルが強く、凄い人になる確率が高いのです。
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