スイスの先生の子供を伸ばす褒め言葉3つ

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子どもの褒め方難しいですよね。
褒めて育てる欧州は、
日本のやり方と違います。

ジュネーブの現地校の先生は
3つの言い方だけで子供を伸ばします。

①très bien(素晴らしい)
②super(すごいね)
③おうむがえしをする

ポイントは褒め言葉で
優越を付けないこと。

具体例をジュネーブの学校での出来事で。

息子が(小1当時)教室の絵本を
1人で整理していました。
みんな棚に戻さず遊びに行ってしまったの。
彼が本をしまっていた所に先生登場。

皆さんが先生なら何て言いますか?

3年前の私なら、
「あなた一人で片付けてるの?他の子は?
遊びに行っちゃったのね、何て酷い。
あなたは良い子ね偉いわ。」でしょうね。

この中には、
人と比べること優越をつける言葉
入っていて、
良い行動をする子が良い子で、
それ以外は悪い子となっています。

行動を褒めるけど、
人格に優越は必要ないはずです。

2015年頃の私は、
こういう風に子供を褒めてました。

結果、子供は良いことをした時に
褒めてほしくて何度も何度も
アピールしてくるように。

私も最上級の褒め言葉を探しては
「まだ褒めたりないのかな?」と
考えていました。

ではどうすればいいのか。
3つの言葉を使った褒め方を
ジュネーブの先生と息子との会話で
褒め方を見ていきましょう。

先生「何をしているの?」
息子「本を片付けてるの、
みんなは遊びに行ったんだ。」
先生「
très bien.(素晴らしい)
super(すごいわね)
本を片付けてくれたのね。←おうむがえし。」

息子のことをどんなに褒めてくれるのかと
期待した私は拍子抜けしました。

クラスのみんなの前で称賛されるのかと…(笑)

褒める行為は、
その行動を認めることなので、
シンプルでいいのだと
日本に帰ってきてようやく気付きました。
(今頃。。。)

ジュネーブの先生や、
スイス人が絶対にしないのは、
人と比べること
優越をつけること。

褒め言葉にこれが入っていては、
褒めているのに評価していますね。

これは褒めているのに、
伝える方も受け取るほうも苦しくなってきます。
だからあの3つの褒め言葉がいいんです。
肯定しているだけなので。


①très bien(素晴らしい)
②super(すごいね)
③おうむがえしをする

この方法で私もジュネーブの先生に
褒めらた時のことを紹介します。
現地に溶け込めない我が子を心配して、
先生は私と面談しました。

先生「子どもたちは習い事をしてる?」
私「ボーイスカウトに入っています。」
先生très bien.どうやって入ったの?」
私「学校のママに紹介してもらいました。
毎週通ってますよ。現地の子と遊んでいます。」
先生「super.あなたはジュネーブ州のスカウトに
子どもを入れたのね!」

私「はい、それが一番だと子供と話し合いました。」

私は先生から肯定され、自信に繋がり、
ジュネーブにもっと馴染もうと意欲が
わいてきました。

たった3つの言葉しか使っていなくても、
とても響きました。

2018年のスイス生活から
私の子育て方法がずいぶん変わりました。

子どもに対しては、それ以前も以降も
愛情は同じです。

伝える言葉を変えただけで、
子どもも私もずいぶん楽になりました。

だって、子供たちは自分で色々挑戦して、
自分で解決してくれるようになりましたから。

 

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