かつしかFM「早く教えてっ!ママレーザー」の元パーソナリティー杉野朋子です。
家事も育児も苦手で、どうも上手くいかない
そんな私の悩みをプロに解決方法を聞いていく番組でした。
8月下旬から夫の転勤でスイス在住です。
番組を通じてプロから教えてもらったことをむねに、
スイスでまた新たなママ像を模索してきます。
(紅葉美しいよ 木々は大きいジュネーヴ)
Dimanche(日曜日)
フランス語圏のジュネーヴは挨拶で「ビス」をしている人を
見かけます。
ホッペとホッペをくっつけて「チュッ」と口で音をならす、あれですw
初めて「ビス」をしている人を見た時、
何かいけないものでも見たのかと思って、
目をそらしちゃいました。(笑)
「ビス」は男性同士でも、ママ友とパパ友でも、年齢差のある人でも、親しい間柄なら男女問わずするようです。
私はまだ「ビス」をする親しい人はいないけれど、
毎週会う「ブルース・ウィリス」や「四国お遍路のMonsieur」
「学校の先生」とは挨拶の時に握手をします。
四国お遍路Monsieur 「A la semaine prochaine
Au revoir(また来週、さよなら!)」
私 「Merci ,au revoir(ありがとう さよなら)」
そう言って、私は手をだしました。すると、
四国お遍路Monsieur 「Non non
Vous etre japonaises
(いやいや、君は日本人だろ)」
日本の文化を調べて詳しくなっている四国お遍路Monsieurは
日本人の私に気を遣って、握手をしないで「さよなら」しました。
これがビックリするぐらい「え。。。」って寂しかったw
(猫もよく見ます。甘えた声で近づいてきてくれたけど、
『ごめん、ありがとう、ごめん』と私は後ずさり。。キッズは猫好き)
学校では、親が子供にたくさんの「キス」と「ハグ」で
しばしの別れの挨拶をしています。
うちのキッズは外でもスキンシップを求めてくるようになりました。
(元々家の中ではよくしていた方だと思います)
息子 「ママ、キスしてよ。」
私 「あ~はい。」
娘 「私も!抱っこ(ハグ)も!」
スキンシップの威力って、とても大きいなとスイスへ来て感じます。
うちの子たちはスキンシップをした後、自主的に行動します。
私がちょっとめんどくさがって、省くと、
もっと手間のかかることになって返ってきますw
子供の気持ちが満たされるスキンシップって威力が大きいなと
思いました。
夫が教育関係の取材をしていた頃、
大学の先生に「子育てで大事なことは何ですか?」と
聞いてきたことがあります。
先生は「一日一度でもいいから抱きしめてあげること。
これだけ毎日していたら十分ですよ。」
と話していたそうです。
スキンシップの文化を味わうと、それがとても大切なことだと
気づきました。
スイスでの挨拶は握手をしてきた私ですが、
たった一度「四国お遍路Monsieur」とできなかっただけで、
こんなにも寂しい気持ちになるとは。。。思いませんでした。
こちらにいる間に
せっかくだから「ビス」ができる友達を作りたい!
そして、日本に帰ったら、友達に「ビス」をしたい(笑)
待っててね。ふふふ。
子育て発展途上中の私の気づきを、
高祖常子さんが、
日経スタイル電子版で記事にしてくれました。
『育児情報誌「miku」編集長』
< p>『叩かない子育て』
高祖常子さん
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