Bonjour!
かつしかFM「早く教えてっ!ママレーザー」のパーソナリティー
杉野朋子です。
家事も育児も苦手で、どうも上手くいかない
でもママとして、キラキラ輝き、楽しく生きたい!
そんな私の悩みをプロに解決方法を聞いていく番組です。
放送は9月末までで、およそ75組のゲストが出演してくださいます。
8月下旬から夫の転勤でスイス在住です。
(放送は収録したものをながします)
番組を通じてプロから教えてもらったことをむねに、
スイスでまた新しいママ像を模索してきます。
(日本と違う街並みにどこでも写真を撮ってしまう!
まだまだ「旅行気分」)
日曜日。
トラムを乗り継ぎ、3人ででかけることになりました。
私 「今日は、彼が(息子)行きたがっていた、博物館へ
行きたいのだけど。。。」
夫 「僕はいい。疲れちゃった。3人で行ってきて。」
でた!いつものパターン。
もう!英語もフランス語もできないっつーの。
『夫がいないと行けない・・・』という選択肢は
私はなく、行くタイプ。
私 「トラム一人で乗ったことがないから、乗り換え方法とか、
どこで乗るか教えて。」
夫 「場所はわかるでしょう。(いや、だから、わからないっつうの)
乗り換えはBel-Air だよ。」
(常に持ち歩いているカンペノート。困ったら人に聞く作戦)
午後1時。家を出発!
息子 「恐竜がいるんだよ!パソコンで見た。」
私 「そうなんだよ。何体いるかね。」
息子は恐竜が大好き!スイスへ引っ越す時も、恐竜でつりました。
ヨーロッパの恐竜に会える!楽しみはこれです^-^
最初のトラム(路面電車)は順調。家の近所から出ているので。
娘 「これであってる?ママは信用できないから、
誰かに聞いた方がいいよ。」
ママも自分が一番信用ならんよ。でも一つ目のトラムは正解!
二つ目。。。
乗り換えは案の定、わからなくて。
いくつものトラムが行きかう場所でした。
ベンチに座っている「おじいちゃん」に聞きました。
私 「Bonjour ! Monsieur
エクスキューゼ モア!
Est -ce la voice a villereuse?
(ビルブース行きはここですか?)」
おじいちゃん 「Bonjour! Madame
ああ、こっちじゃないよ。あそこだよ。」
私 「Over there ?(また英語w)」
おじいちゃん 「あそこの角を曲がって、そうするとトラムが4つある
道を挟んで噴水側のほうさ(今思うとこんな感じ)」
私 「ジュ ヌ セ パ (わかりません)」
おじいちゃんは何度も説明してくれましたが、
私があまりにも通じないとわかると案内をしてくれました。
歩きながらも、ずっと話してくれます。
『日本には行ったことがない、スイスと日本はとにかく遠いだろ。
日本と言えば・・・(もう何を話してくれてるのか全然わからない)』
私 「Je venu de Japon (日本からきました)
Il y a deux semailes (二週間前に)
ジャビッタ ア ジュネーブ (ジュネーブに住んでいます)」
※ケーキ屋さんの時に使った会話です!
おじいちゃん「 オーラーラー(驚いた時に使う表現かな?)
それは大変だ、ペラペラペラペラ。」
およそ3分ぐらいの道のり、ずっとおじいちゃんは話してましたw
フランス人(スイス人だけど)はお話が好きという印象を
街でうけますが、フランス語がわからない私にも果敢に
話してくれました。
おじいちゃん 「いいか、4つ目のバス停だよ、
アン ドゥ トワラ キャットゥ!(1、2、3、4)
キャットゥだよ!」
私 「Merici beaucoup !
Merici !
Bonne journee!(よい一日を)!」
おじいちゃんは私達がトラムに乗る所まで見守ってくれて、
乗車後、窓からみると「4つだよ!」というポーズで見送ってくれました。
「なんて親切なんだ、本当にありがとう。」
知らない土地の為か、夫の対応に頭にきている為か、
おじいちゃんの優しさに涙がでて、うっかり乗り過ごしそうに。
息子 「ママ!キャットルだよ!ここが4つめ」
息子は指を折って、数えていたようです。
無事に、お目当ての停留所!
さぁ、博物館はどこかね?
私 「あ!バス停からミュージアムまでの行き方、調べてなかった」
子供 「え!!!」
この後の冒険は後半へ。。。
長いっ!
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