こんにちは。
絶対にやってはいけない子育ては、
第一声の否定です。
子どもが提案してくることを
少し聞いただけで断ることですね。
これをされると、
子どもはこんな風に考えます。
・考えるのはやめよう
・どうせ聴いてもらえない
私はスイスへ行くまで、
これをしてしまっていました。
子どもは親の顔色を見るようになります。
親が求める答えを探そうとします。
親の第一声が肯定だと、
子どもはこんな風に考えます。
・楽しくなることは何かな?
・ママに話してみよう!
子どもは自分に自信を持ち、
主体性を持って行動します。
スイスの子どもたちがこんな感じです。
スイスの先生によって、
私と息子を「肯定関係」に変えてくれたお話。
「次はこれをやってみよう」子供の取り組みを促す『全肯定方法』
コロナで休校中に、
オンラインのホームルームがありました。
「毎日何をしているの?」と先生が
子どもたちに聞きました。
シュジー「ぼくは逆立ちを毎日練習してる。」
アヤラ「わたしはブレスレッドを作った。」
エゼキエル「ぼくは木を集めてオブジェを作ってる。」
先生は全て「トレビアン(素晴らしい)」と答えていました。
わたしは勉強を頑張っているといったら、
高評価をもらえるのではないかと考えてました。
息子「フランス語を勉強してる。」
先生「他には?」
息子「ボードゲームをしていた。」
先生「トレビアン!何の?」
息子「フランス人からもらった。
何ていうかわからない。」
先生「いいわね。誰としているの?」
息子「お姉ちゃんだよ。あと、ママ。」
先生「なんて素敵なの!
この後は何をするの?」
息子「ゲームと、絵具で遊ぶ。」
先生「ステキね!絵具の作品をみせてね。」
息子がフランス語を勉強していると言った時と、
ボードゲームや、絵具あそびの話をした時の
先生のテンションは明らかに違いました。
ほぼ遊びかと思うほうに、
先生は興味津々でした。
子どもの「好き」の中に、
その子の「個性」や「自信」がつまっているからです。
だから全肯定で掘り下げます。
「楽しくなることは何かな?」と『子供に想像させる聞く方法』
先生から、「週末は何をしてたの?」と
月曜日に必ずこの質問があります。
テレビをみただけ、
ダラダラしていたでもOKです。
息子「べつに何もしてません。」
先生「十分、休けいできたのね。
いい週末だったわね。
先生はバルコニーでお菓子を食べるのが
最高の楽しみよ。」
鳥の声を聴いていた。
散歩をしてきた。
赤い花を見つけた。
何でもない日常を「トレビアン」と言ってくれる先生に、
次の週末はあれをやってみたいと考えるようになりました。
普段の生活から楽しみを見つけられる
ようになってきましたね。
「ママに話してみよう!」と思ってもらえる『あなたが最優先方法』
困っていること、
できないこと、
苦しいこと、
先生はいつでも肯定し寄り添ってくれました。
驚いたのは、
子どもが話しかけてきたら、それを聴くのが第一優先。
クラスで移動中でも、
授業中でも、
ホームルーム中でも、
「どうしたの?」と聞いてくれます。
後回しはされません。これ、ホントすごいです。
普段、子どもと接していて、
心に余裕がなくなるとつい「何?」と
威圧的に言ってしまいます。
でも、スイスの先生を見て、
これは大人の態度ではないんだなと恥ずかしくなりました。
大人からの否定はハングリー精神がやしなわれる?
ハングリー精神がやしなわれる子もいるかもしれません。
でも、どうでしょう。
否定語だらけの厳しいオリの中からは、
その枠に収まる範囲しか考えつかないはずです。
だって、枠をこえると否定されますから。
豊かな創造性がうまれるのは、
肯定される環境からです。
私はかなり否定される環境にいました。
すると二つの選択肢しかなくなります。
・何かしたいからここから逃げる
私は逃げるを選択しました。
これには相当のパワーが必要ですよ。
子どもは逃げられませんよ、私は大人だからできたのです。
まとめ
絶対にやってはいけない子育ては、
第一声の否定です。
子どもは親の顔色を見るようになります。
親が求める答えを探そうとします。
親の第一声が肯定だと、
子どもはこんな風になっていきますよ。
子どもは自分に自信を持ち、
主体性を持って行動します。
どちらも我が子で経験しました。
否定をやめた時点では揺れ戻しがきます。
それを過ぎると、親の顔色を見ないで子どもは行動します。
でも、周りに否定する大人がいると、
子どもはその大人の顔色を見ていますよ。
私は帰国してからこれに気づきました。
子どもたちはその人の顔色ばかり見てます。
他の子も、その人の顔色を見ています。
否定している大人は自分が正しいと思っています。
自分のやり方しか知らないからですね、
他のやり方を認めないからです。
子育てが苦しいなら、
色々な方法を試すのがいいと思います。
情報が多すぎてわからないと感じますよね?
私もそうでした。
でも、それは情報量が足りないから選べないだけです。
育児本10冊だけではわかりません。
50冊ぐらい読むと自分にあう本、わかりますよ。
まずは「否定」をやめて「肯定」してみるのが、
最短で親子関係がよくなる方法です。
YouTube6本目~100本作ります~
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