スイス在住ママのお悩み解決パーソナリティー
杉野朋子です。
子供が不機嫌になったり、泣いたりした時の対応が
変わりました。
相手を慮る文化の日本に居た頃、
「じゃあ。〇〇しようか?」と私が子供に提案してました。
相手に意見を聞く文化のジュネーブでは、
「じゃあ、どうしたいの?」とたずねるようになりました。
(課外授業でプログラミング教室で何かを作ってきた様子、
さっそくゲームに試していました。なんだろう・・・。)
『親が提案するとイライラしちゃう』
私はこれまで、
子供が泣いてしまったり、怒ってしまったりすると、
「これは?」「あれは?」と色々提案してきました。
本人の希望は一つで、それが何かあてないとイケナイので、
この作業はとても大変w
なかなか子供も「うん」とは言いません。
すると「なんて!わがままなんだ!」とイライラしてきました。
親が怒りだしているので、
子供の気持ちがおさまるわけもなく、泣き叫んでしまいますね。
まずは、「子供の気持ちを、『そうか』と受け取ること」で
心を落ち着かせることが大切だとわかります。
(これは取材先のみなさんに教えて頂いた賢者の知恵です)
(息子が遠足へ行くので、キャラ弁作ったんですよ(笑))
『子供に聞くときのポイント』
「周りがこうなればいい」ではなくて、
自分がどうしたいかを考える。
娘 「ママは弟のほうが好きなんでしょ?」
私 「どちらが好きとか、そんなことはないけど、
お姉ちゃんはそう思っちゃっているのね。
じゃあ、ママはどうすればいいかな?」
娘 「ママは・・・ごにょごにょ」
(してほしいことはあるけど、恥ずかしくて言えないのでしょう)
私 「ママがどうなればいいの?」
娘 「弟がもう少し、ママから離れればいい。
だって、いつもあいつがそばにいるから!」
私 「誰かを動かすのではなくて、
あなたがどうしたいの?」
娘 「私もママと同じベッドで寝たい。
今日はママのベッドで、明日は一人で、次の日はまたママの
ベッドでっていう風にしたい。」
ジュネーブへ来て、娘は憧れの自分の部屋を手に入れました。
ベッドもあって一人で寝ています。
日本に居た頃は、娘、私、息子と三人で寝ていました。
夢の一人部屋は手に入れたけど、
本当は「ママと一緒に寝たい」と言い出せなかったのかな?と
考えています。
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