スイス在住ママのお悩み解決パーソナリティー
杉野朋子です。
エジプト人ママに聞いた、
「英語ができなければ、エジプトでは仕事はない」の話題から、
子供を守る為にも、
親が言語を習得しないと!という彼女の話。
(なぜか「縄跳び」を必ず持参している息子w)
『英語ができなければ仕事はない』
エジプトでは、CMや宣伝など「英語」で発信されているそうです。
エジプト人ママ 「例え、アラビア語話者同士でも、
『英語ができないけどインタビューさせて』
って、取材にきたら、
『帰って!』って言われちゃうわ。
英語で発信しているからね、話せないとダメ。
だから子供の頃から英語は必須。
働けなくなっちゃうからね。」
彼女はアラビア語・英語・フランス語を話します。
家族みんな3言語話者。
私 「家では何語で話しているの?」
エジプト人ママ 「アラビア語よ。
子供は英語教室へ通っているわ。
フランス語は現地校で習得したの。」
エジプト人ママ 「いずれ日本に帰っても、
言語は選択肢を増やして身を助けてくれる。
どこでも生活できる人になるのよ。言語で。」
(敗北した出来事のあったフランスのスーパー)
『子供を守る為にもあなたが言語習得しなきゃ!』
エジプト人ママ 「トモコはフランス語も英語もよく聞けている。
でも、話せない。
もっと早く使えるようにならないと!
私は月曜、火曜、木曜の午前中あいてるわ
15分だけでもいいからレッスンしましょう。」
ありがたく、お願いすることにしました。
話せなくても理解できているから、まぁいいかと思っていた
ここ数日。
理不尽マダムに言い返せなくて、私の敗北出来事が起こりました。
スーパーでレジを並んでいたら、割り込みマダム登場w
私 「マダム!」
マダム 「私が最初にいたのよ、あなたはあとよ!
だから私の後ろに並んで頂戴!」
私 「あなたが先?私が後?」
マダム 「そうよ。私が先に並んだの。あなたが後よ。」
私 「わかった!OK!お先にどうぞ!」
私の顔は全然納得していなく、終始「あぁあん?」という表情(笑)
自分の主張ができないと、理不尽なことも飲み込むことになります。
日本のように、慮って考えてはくれません。
自分の主張ありき。
だから「話せない」というのは、「子供を守れない」と、
よくわかりました。
現地校で朝、遅れてしまったことを思い出しました。
娘は登校中に転んでしまい、血がドクドク。
一旦家に帰って、治療してから学校へ。
先生は「どうしたの?」と聞いてきましたが、
私はまだ「ごめんなさい」しか話せませんでした。
「いいのよ・・・」と先生。
でも、全然納得している顔ではなかった。
伝えられなければ、誤解をうむし、
信頼も得られなくなってしまいます。
エジプト人ママ 「とにかく、言語は勉強・勉強・勉強なのよ。
やらなければすぐに忘れてしまうの。」
わかる、本当にそうです。
応援してくれる人がいることと、
腹の立つ怒りのパワーも「やる気」にさせてくれます。
今に見ておれ!w
『マダムモコの
そろそろ覚えたいフランス語講座~感情編~』
いまだに「嬉しい」しか言えない、私の為の講座(笑)
② Cest marrnat ! (セ マロン)
「面白い!」
「へぇー興味深いね~」
などの相槌は突然英語になってしまったマダムですが、
短いセンテンスから使ってみよう~。
それでは
Au revoir
コメント