スイス在住ママのお悩み解決パーソナリティー
杉野朋子です。
四国お遍路へ行ったムッシュが足のケガの為、
ジュネーブに帰国しました。
その3日後、「日本語教室」へ通い始め、(たくましい)
また、私との日本語とフランス語のレッスン交換が
はじまりました。
私 「日本はどうだった?」
ムッシュ 「すべてが完璧で素晴らしかった。
自然も街も美しい、人も親切、食べ物も最高!
民宿もとてもよかった!」
興奮気味に伝えてくれて、いつもならフランス語で話してくれるけど、早く私に理解してほしかったのか、英語になってた(笑)
『スイス・ムッシュの日本のここが興味深い!』を紹介します。
(旅の途中で一緒にお遍路をしていた人に市場へ連れてってもらったらしい)
『スイス・ムッシュの日本の素晴らしい所』
私 「日本の何がよかった?」
ムッシュ「全部素晴らしいけど、食べ物が美味しい!
シーフードはトレビヤンだった!
お米もビールもよかった!」
駐在の人は「日本のお惣菜なんか本当にいいよね」と話しています。私もそう思います(笑)。
こちらのスーパーは「サンドイッチ、サラダ、寿司」など
冷たいものです。そして、一年中同じなの(笑)
日本の様に、季節によってでてくるメニューが違い、
麺類、パン類、ご飯類など種類も豊富なのは
選択する楽しみがあって、いいよね!と思いますよ。
でも、パンはジュネーブ美味なぁ~
(ムッシュ撮影、四国の食べ物!いいな~~~~~~)
『民宿は面白かった!』
街の風景や、家の作りもヨーロッパとはまるで違って、
ひとつひとつ驚いたそうです。
私 「民宿はどうだった?フランスの文化とずいぶん違うでしょ?」
ムッシュ 「寝る時は布団をひくのが興味深かった!
ベッドルームとサロンが同じなんだ。
畳みの上、布団もよかったよ。」
私 「お風呂は素晴らしかったでしょ。」
ムッシュ 「シャワーより、僕は湯船が好きになった。
シャワーがない所もあったかな。」
私 「そうね!湯船のお湯で頭と体を洗うのよ。
私も小さい頃、そうやってお風呂に入っていた。」
ムッシュ 「おせったいというお遍路さんが感謝を返す行為を
日本人にしたかったんだけど、
みんな断るんだ(笑)」
私 「遠慮してるんだと思う。用意してたスイスのポストカードは?」
ムッシュ 「全部は受け取ってもらえなかったんだよ(笑)
なんでだろうか、よくわからないけど」
それは文化だから難しいかもしれないw
(言語を習うことは文化を学ぶことだと思います。)
『いいえの意味』
ムッシュは遠慮の「いいえ」と
本当は腹が立つのに「いいえ」と言う日本語に戸惑ってました。
ムッシュ 「このシーンはありがとうと言われて、なぜ、いいえと
言っているの?」
私 「これはどういたしましての意味。nonではないの。」
ムッシュ 「こっちは遅刻してきた人が謝って、
待たされた方が怒っているのに、
なぜ、いいえと言うの?」
私 「日本人ははっきりnonと言わないし、
思っていることがあっても、なかなか表現しないかも。」
対話のシーンで、フランス文化と日本文化が違うので、言ってることが想像できません。
言語を勉強しながら、シチュエーションや街にあふれる言葉などから、その国が少しずつ見えてきます。
(あ、まだ私、見えてません)
毎日少しずつするしか言語は身につかないなぁ~と
本当に思います。(さぼる日もありますよ
)
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