ジュネーヴで子育てについて考える㊲「怒鳴る躾と手をかける教育」

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スイス在住ママのお悩み解決パーソナリティー

杉野朋子です。

 

怒鳴る人は自分で手をかけたくない、

相手を思い通りにコントロールしたい人なのだとわかりました。

 

例えば、キッチンにいる父、お風呂掃除中の母の

こんな場面。

 

父 「おい!フライパンが焦げてるぞ!」

 

母 「あーちょっと、火を止めといて~」

 

父 「(聞いてない)どうすんだよ!焦げてるぞ!」

 

 

その次に、父は母に

「どうしてそんなこともできないんだ!」と怒ります。

 

すると、怒られた方は、

こんなに言われるなんて「私が悪いんだ」と考え、

自分を否定し続けます。

 

大きな声で怒鳴られ、

しかも自分がミスをおかした場面では、

怒る方がおかしいなんて、考えられませんもんね。

 

これが子育てで日常的に起きているなら、

「愛されている自信」も「自分を誇れる気持ち」も育まれないかな。

 

 

では逆に

怒鳴らないで手をかけるとは

どんなことなのか?

 

ジュネーブでみた「手をかける教育」をご紹介します。

(明日は遠足だからてるてる登場)

 

『先生が鞄の中へ一緒に入れる』

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日本で言えば、

小学一年生のクラスの先生は、

息子に返却するプリントや連絡帳を

彼と一緒に鞄の中へ入れてくれました。

 

先生 「これを、ここに入れて持って帰ってね」

 

そう言いながら、先生はやり方を見せてくれました。

 

どんな些細なことでも手を出して方法を教えてくれます。

 

うちの子がフランス語ができないから特別にというわけでは

ありません。

 

とても丁寧だなと驚きました。

 

後で、地元の人に聞いたら

「ノーマルだよ(普通だよ)」と答えていました。

 

口で説明するだけではなくて、

一緒に何度もやってみる、

一回だけで覚えられないもんね。

 

こういうお手本を見るとハッと目が覚めます。

 

(近所の図書館 日本の漫画は多いのに、絵本はないの)

 

『子供が手伝える方法を見せる』

 

ジュネーブのスーパーは、

買い物客が商品をベルトコンベヤーの上に乗せて、

レジで会計をしてもらいます。

(フランスもそうだったな~)

 

パパ 「商品をここに置いて、パパが人形を持っていてあげる

     からやって」

 

子供 「OK はい、人形持って」

 

パパは人形を脇に挟んで子供と一緒に商品を

かごからだしていました。

 

パパ 「オレンジのかごは、ここに積み重ねるんだ

     そっちを持って」

 

声をかけながら二人で動きます。

 

その後、パパは子供に「Meci」だけを言って、

帰っていきました。

 

大げさに褒めることをしないことも、

ヨーロッパ風なのでしょうか、結構見かけます。

 

「やり方」を繰り返し教えて、

1人でできるようになるまで手をかけ続けるといった

感じです。

 

怒鳴ってしまうのは

「手をかけたくない」から、

「相手が思い通りに動いてほしいから」

理由はそれだけだと思いました。

 

だから何に関しても「怒鳴る」っていう行為は、

正しいことなんてないのです。

 

 

『マダムモコの

  いつか使ってみたいフランス語講座~笑える発音編~』

 

私の視点で、「ぷっ」と笑える単語を集めてみました。

 発音すると一文字だけシリーズ

 

 

 「dent」 (ドン)

 

「歯」

 

ドン(歯)、ドー(背中)

ほぼ同じ音に聞こえます。

 

音が聞きわけられない理由を「ジャポネ」だからと

言ってしまいがち()

 

それでは

Au revoir

 

 

 

 

 

 

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