こんにちは
娘が中学生になったので、
4月からおこづかいを渡すことにしました。(今まではなし)
子どもと話し合って、
どんなおこづかい制度にするか決めました。
ざっくりなので、やりながら変えてもOKだと思ってます。
このブログでは主に3点紹介します。
2 おこづかいをもらうまでの1カ月
3 メリット・デメリット
率直な感想は、
おこづかい日に気持ちよくお金を渡せたのが
よかったです。
「無駄遣いしないのよ。」など
注意する言葉がでてこなかったのも
笑顔のおこづかい日になった要因ですかね。
娘は「来月もやるぞ!」と言ってます(笑)
1 おこづかいのもらい方・金額の決め方
おこづかいは
何をすればお金がもらえるのか?
これについて親子で考えました。
私 「何もせずにお金は入ってこないよね。」
娘 「私は働けないから、しょうがないよね。」
私 「ママから働けば?
ママは中学のお弁当作りを手放したいです!」
娘 「お弁当を作る?作れないよ。」
私 「知ってる(笑)お弁当作りは1回100円。おこづかいは歩合制。
1カ月がんばれば2000円は稼げます。」
娘 「何!?〇〇ちゃんよりおこづかい多くなる。」
私 「だが、しかし、お弁当作らないコースもあります。固定給です。
お弁当作りはしないと決めて、何もせずに1カ月1000円。
ただし、突然お弁当を作っても固定給の契約なので、金額は増えません。」
娘 「ならばお弁当を作ったほうがいい!」
私 「リスクもあります。お弁当を全く作らなかったら0円ですよ。」
娘 「お金が増える方がいい!」
おこづかいの金額が増えるチャンスにかけた娘。
娘のおこづかいは、歩合制になりました。
お弁当作り1回100円。
1カ月で2000円のおこづかいを狙いにいきました。
いきなりお弁当作りはハードルが高いので、
3月は研修期間にしました。
春休み、弟と自分のお昼ご飯を作れば
1人50円(研修期間につき)。
メニューは、
やきそば・チャーハン・ラーメン・カップ麺もOK
娘が1人で作れるものなら何でも可にしました。
私が仕事で家にいない時にお願いしました。
ただし、トラップがありました。
私 「おばあちゃんがお昼を作ってしまったら、0円ね。
それとお皿洗いもあなたがするのよ。」
娘 「おばあちゃんを休ませる為にしてるからでしょ。」
私 「相手は50年を超える家庭料理のレジェンドなので、
あなたの先を読んで手をだしてくるわよ(笑)」
案の定、娘が忘れてたお皿洗いをおばあちゃんがやってしまい0円など、
稼げない日もありました。
あるあるです。
2 おこづかいをもらうまでの1カ月
4月8日からお弁当作りスタート。
前日にお米をといで炊飯器にセットしないと
ですよね。
娘 「夜にお米とがないとなのか!
やること多いな~。大変だな。」
私 「だから手放したかったのよ。ほほほ。」
娘 「やりやがったな~。あぁ。
おかずは何を入れればいいのかな。」
私 「夕飯に鮭を一匹多く焼いたから、それを詰めて。
あとは冷凍食品をつめて、自分のできる所からやってみるといいよ。」
娘 「作ってないじゃん。」
私 「詰めたことがないと、いれるのもやっかいよ。
あとは、ご飯をどうやって持っていくか。おにぎりか、お弁当につめるか。」
娘 「あ…。おにぎりだな。」
私 「ママは6時30分まで寝てますよ~。大丈夫?」
初日は、緊張のあまり娘は5時30分起床。
炊飯器スイッチ→鮭を温める→鮭を切る→冷凍食品を選んでつめる→
いちごをいれる→水筒を用意する→箸をわすれがち
ここで6時になり、えらく早くフィニッシュ。
ご飯が炊けるまで二度寝をしてました。
その後、しゃもじでご飯をたたきつけ(なぜ?)
おにぎりは「爆弾」のような大きさになってました。
それでも私が手をだすことなく終えたので、100円獲得です。
続けていくうちに気づいたこともありました。
経過とともに書きますね。
1 料理ナビがかけるようになった!
お弁当作り1週間目。
材料を自分で買いたいと言いました。
誰かが買ってくるまで好きな料理が作れないことに
気づいた様子です。
料理の手順を考えて、
買い物→準備→調理→片付けという「料理ナビ」を自分で描けるように
なったのは大きな発見でした。
買い物の存在を忘れがちなんですね。
私 「じゃあ、日曜日買いだめしましょう。
1週間分は無理だけど3日分のお弁当は考えられそう?」
娘 「やってみる。」
私 「加工食品を使うとお弁当作りもラクになるかもよ。
あなたは自分のお弁当のおかずを見て回ってね。
ママは日々の料理の材料を買うからね。」
娘が選んだものも口出しせず、とにかく3日分もつか
自分でやってみてもらいます。
やらないとね、わかりませんしね。
3日目は材料が足りず、やたらおかずが少なくなってました(笑)
2 夕飯を見ながらお弁当を考えるようになった!
お弁当作り2週間目。
夕飯のおかずに娘の目が光ります。
娘 「これ2キレもらっていい?」
私 「栃尾の油揚げ?いいよ。幅あるからお弁当にうまるね(笑)」
娘 「お弁当の時、醤油はどうやってかけよう。」
私 「下にかつおぶしをしいて、醤油をかけて、その上に油揚げで
何とかなるさ。」
これはお弁当に入れられる、入れられないと
判断できるようになってきましたね。
娘 「どうやって入れようか?あぁ、これはお弁当にむいてないんだ。」
すごい学び力。
3 料理は準備が大変ときづいた!
お弁当作り3週間目、
気が緩み疲れもでてきました。
前日にお米をとぐことを
忘れてるようになりました。
私 「お米といどいたよ。」
娘 「あぁ!ありがとう、ご飯がないところだった。」
私 「6時にやっても間に合うけど、ギリギリだよね。」
娘 「夜にお米と、お弁当と水筒洗うの忘れがちだ。」
私 「やっておかないと作れないしね。」
娘 「料理って、準備がキモじゃね?」
私 「気づいた?天才じゃね?」
料理の工程が多いことに肌で気づいてくれたので、
考え方もだいぶ変わってきました。
明日、これをするには、今、これをしないとかな、とか。
3 メリット・デメリット
メリットは「お弁当を作る」というミッションですが、
学びが多く驚きました。
娘の行動も考え方も変わってきたかな?
料理に関しては受動的から能動的になりました。
デメリットは「これを作ったらいくら?」と
聴くようになったことでしょうか。
少しでも稼ぎたいので、
私が家にいても「弟と自分のお昼は作る」と言う
ようになりました。
これは私が休みたいときに採用することになりました。
今後、他の家事についても言うかもしれませんが、
ひとつずつ話し合って決めたいと思います。
まとめ
1カ月、続けて娘は2500円、稼ぎました。
私が仕事の日は、私のお弁当も作りました。
ほぼ冷凍食品のお弁当ですが、
どのお弁当よりも美味しい。
私 「○○ちゃん、お弁当美味しかった、ありがとう。」
感謝の言葉も自然とでてきますね。
何でしょうね、これ(笑)
おこづかいをお弁当を作る歩合制にして、
今の所は、大満足です。
今後は1週間の材料費を渡して、
あまった分は娘が貰えるという「ヤリクリ」システムも
導入してみようかなと思います。
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