かつしかFM「早く教えてっ!ママレーザー」の元パーソナリティー杉野朋子です。
家事も育児も苦手で、どうも上手くいかない
そんな私の悩みをプロに解決方法を聞いていく番組でした。
8月下旬から夫の転勤でスイス在住です。
番組を通じてプロから教えてもらったことをむねに、
スイスでまた新たなママ像を模索してきます。
(国連のフラッグを内側から!)
Lundi(月曜日)
今週からウィークデーは、
フランス語教室が毎日あります。
月曜日は午前と午後、別々の学校で勉強してきます。
私は語学留学に来たのでしょうか(笑)
少しずつフランス語ができるようになってきて、
「あなたはこれからどこへ行くの?」
「昨日はなぜ、いなかったの?」
「子どもはどこの学校へ行ってるの?」
「あなたの国の食事は何を食べてるの?」など
会話ができるようになってきました。
質問しても答えがわからない時もありますがw
私の名前と顔を覚えてくれて、
道で会っておしゃべりするママ友もいます。
エジプト人
チュニジア人
イラク人
クロアチア人
ベラルーシ人
ジョージア人
ポルトガル人
よく会うのがアラブ系のママ友。
頭にスカーフを巻いている人が多いです。
(国連で大きな会議室だそう。席数の多さに驚き!)
家で娘が、
「ママ見て~。アラブのママだよ。」と言って、
タオルケットを頭に巻いて、私に見せました。
私 「そうね。タオルケットではないけどね。
同じマンションのお姉ちゃんも生理が始まれば、
頭にスカーフを巻くかもしれないね。」
娘 「え!どうして?」
私 「ママもよくわからないけど、イスラム教の女性は
肌をだしたり、髪の毛を見せたりするのが
禁止されているのよ。
お姉ちゃんは生理が始まれば大人の女性の一歩を踏み出す
から、アラブのママのような恰好をするかもね。」
娘 「そうなんだ。なんか、可哀そうだね。」
私 「youはそう思うかもしれないけど、
お姉ちゃんはそれが嬉しいかもしれないよ。
人の価値観はそれぞれで、尊重しないと。」
娘 「何それ?」
私 「うーん、また難しくてママも上手く言えないけど。。。
例えば、あなたがお姉ちゃんのスカーフを可哀そうって思う
のは自由だよ。
それをお姉ちゃんに『私はそれをするのは抵抗がある』と
伝えるのもOKとママは考える。
youの考えを伝えているだけだからね。
でも、『そのスカーフやめなよ~』とyouの価値観で
相手に言うのはNGだよ。評価して制限していると感じるね。」
娘 「ふーん。」
私 「< /span>youは初めてアラブの女性を見た時にどう思った?」
娘 「何かこわいと思った。顔が隠れてるから。」
私 「今は?〇〇くんのママなんかメッチャ明るくて、
おしゃべりだよ~(笑)」
娘 「全然、こわいと思わない。だって、あのママ面白いもん。」
そうでしょ。(笑) あのママ明るくて私も好きよw
娘や息子はとても身近な異文化コミュニケーションを
毎日、小学校でしています。
ジュネーヴは多くの国の人がいて、
日本で当たり前に感じていた価値観が大きく変わってくると思います。
壁を取っ払って、ボーダレスな人になって欲しいと願っています。
子育て発展途上中の私の気づきを、
高祖常子さんが、
日経スタイル電子版で記事にしてくれました。
『育児情報誌「miku」編集長』
『叩かない子育て』
高祖常子さん
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