スイスで子どもを通じて文化を考える⑥『ディフエンス力(りょく)』

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スイス在住ママのお悩み解決パーソナリティー

杉野朋子です。

 

昨年8月、ジュネーブに引っ越してきました。

 

英語もフランス語もできない外国人ですが、

周りの人達のおかげで元気に生活しています!

(日本の防犯ブザー。ジュネーブの子は誰も持ってない。

 クラスの友達は興味深々「ケスクセ?(何それ?)」の嵐)


 

外国暮らしの面白い所は、今までの価値観が変わってしまう

所でしょうか

 

スイスで生き抜くために大切なことは、

「ディフェンス力(りょく)」だと

地元のママに教えてもらいました。

 

『誰も守ってくれないから、自分で守る』

(スイスらしいw

 

 

例えば、学校の登下校は管轄外なので

その子が事故にあっても、誘拐にあっても、

学校側は「知りません」です。

 

親の判断で一人で行かせるか、

保護者同伴か、

どちらかの方法です。

 

 

娘 「防犯ブザーってジュネーブの子たちは知らなかった。

    見たことないみたい」

 

私 「そうね、あっても意味ないんじゃない?」

 

娘 「なんで?悪い人が来たらどうするの?」

 

私 「あなたならどうする?」

 

娘 「『助けて』って叫ぶ、あ、フランス語わからない。。。

    じゃあ、相手を蹴って逃げる、走って逃げる」

 

私 「逃げきれる?あなたより大きいひとよ」

 

(昨日鍵をなくした彼が、今度は2時間半行方不明になった。

 彼のママから連絡を受け、私はママ友に電話してまわったけど、ほぼイタズラ電話の様な英語力。彼は無事でした。もう!)

 

 

『ディフェンス力』を身に着ける為には、

常にあらゆる想定を考え続けることでしょうか。

 

娘 「大きい人でも、私なら蹴って大丈夫」

 

私 「その保証は?」

 

娘 「・・・。」

 

私 「じゃあ、どうする?」

 

娘 「わかんない。・・・ママと一緒にいる?友達と一緒にいる。

   一人にならない。」

 

私 「そうだね、後は、『お菓子あげるよ』って言われても、

   『なんでこの人はそう言ってくるのかな?』って考えてみたら?

   『なんで大人が3人無言でこちらを見ているのかな?』とか、

   『なんでこんな所で集まってるのかな?』とか、

 

   どうすればいいか答えがでなくても、常に考え続けるの」

 

 

自分の身を自分で守る為に、『なんで?』と立ち止まって考える

ことは、安心して暮らす術として必要だと思います。

 

 

また、『なんで?』と疑問を持ち、様々なことを知るのも

ディフェンス力を育むのだなと娘から学びました。

 

テレビを見ていても、世界のニュースが話題の中心です。

 

娘 「なんで?この人たちはテントで暮らしてる?

   なんで?爆発してる?

   なんで?こんな小さな船に沢山のひとが
乗ってる?」

 

私 「ここはアッセ〇くんの国、爆発したのは〇ザくんの所、

   小さな船の所は・・・〇ルダのとこかな?」

 

娘 「え!?じゃあ、国に帰れないじゃん。

   よかった、私は日本で」

 

私 「ねぇ、日本が大丈夫だっていう保証は?」

 

ここで、ずっと黙って外野で聞いていた息子が大泣きしたので、

お話合いは終わり。

 

国際都市ジュネーブは学校に世界中の子どもがいます。

とても興味深いです。

 

国の名前を言えば、お友達を思い浮かべられるので、

「自分事」として考えられます。

これは凄い力に繋がってくれると思っています。

 

生きていくにはどこにいても「ディフエンス力」大切です、きっと。

 

(四国ムッシュが「誕生日だね」と花束をプレゼントしてくれました。

 私は黄色が好きだと思ってるw私の筆箱が黄色だから。正解)

 

 

それでは最後に、 

『マダムモコの

  いつか使ってみたいフランス語講座~可愛い名詞編~』

 

今週は音が可愛い名詞をご紹介します。

聞いたことがあるけど、フランス語だったのねと感じるかな?

 

 

 la laitue (レチュー)

  「レタス」

  女性名詞

 

〇〇チューってフランス語結構あります。

これが・・・可愛い!!のよ。

 

無駄に言いたくなる()

 

 

それでは

Au revoir

   

 

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