大切な人を救う話の聴き方

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こんにちは。

私はジュネーブで多くの人に助けられてきました。

親切な人は共通の言葉を使って、
私の話を聴いてくれました。

『どうしたの?』と
困っている内容を詳しく聴いてくれました。

そしてそれを改善できる方法を一緒に考え、
行動してくれました。

『なんで?』と
質問してくる人は、次に続く言葉で
相手をせめちゃいます。

・なんでそうしない
・なんでできない

こんな感じですね。

日本語だとどちらも理由を尋ねる意味ですが、
違いは明白です。

『どうしたの?』が現状を確認する質問で、
『なんで?』は理由を聴く質問です。

もう少し詳しく言うと、
『なんで?』は自分の予想できない考えや
価値観で相手が行動した時に、
その理由を聴いています。

困っている時、
すぐに現状を改善してほしいので、
自分が相手の行動を理解するのは
あとまわしでOKです。

ジュネーブで困りごとがあった時、
現地人ふたりに相談した経験をご紹介します。

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「どうしたの?」

今も連絡を取り合っているマークは、
私にとって親切なお父さん的存在でした。

彼の娘さんと私は同じ年齢でした。

「病院の予約をとりたい」
「わたしの家にすぐに来て欲しい」
「携帯のプリペードカードが買いたい」

マークは理由をきかず、
すぐに行動してくれました。

色々質問してこないマークに
いい距離間で救われました。

母国が違うので、
説明しても感覚を理解するには難しく、
それを言うのもまた辛い時ってありますから。

日本に居た頃、ママ友の相談を聴き、
気もちを理解するのが相手を救うと思ってました。

でも、ジュネーブでの経験で、
さっさと相手の状況を改善する行動をとることが
一番の救いだと気づきました。

子どもの場合も同じです。

まず子供が私にしてほしい行動をとります。

子どもが気持ちを話してくれば受けとめ、
話さなければ色々ききません。

「どうしたの?」→「OK」→「じゃあ、それをしよう」という流れ。

「なんで?」

マークと同じ時期に知り合った現地の人と
三カ月ぐらい交流しました。

「まず宿題を先にみてほしい」
「ジュネーブで子どもが遊べる施設をしりたい」

その人は、
「なんで?」と毎回きいて、
「でも○○だからさ」と自分のやりたいことをおしすすめ
私の疑問と希望にこたえてくれませんでした。

どうしても困った時に、
私は何度も希望を伝えましたね。

すると、その人は
ずいぶん怒っていました。

それ以来、会っていません。

相手の困りごとや希望を聴く場合、
自分が納得する必要ってあるのかな?と
考えます。

自分の納得より、
相手を救うことが先かなと。

なので理由は、まぁいいかなと思います。

理由を説明する必要はある!

理由を説明する必要はある!

困っている内容をふかく理解するために
これは大切だと感じますか?

でも、理解するのは誰ですか?

あなたですよね。

そして当事者はもう重々理解して、
困っています。

その上で、自分が救われる方法を
あなたに話しているとしたら、
理由は必要でしょうか。

子どもの場合はどうでしょう。

大人の親が理解すれば
もっといい改善策がうかぶから
理由の説明は必要ですかね?

だとしたら、子どもは課題解決策を
全て親にゆだねることに
なりかねません。

ここは、相手が望んでいる行動を
自分のできる範囲でとることがベストかも。

まとめ

大切な人を救う話の聴き方を
考える時、
ふたつの言葉がうかんできます。

『どうしたの?』が現状を確認する質問で、
『なんで?』は理由を聴く質問です。

もう少し詳しく言うと、
『なんで?』は自分の予想できない考えや
価値観で相手が行動した時に、
その理由を聴いています。

困っている時、
すぐに現状を改善してほしいので、
自分が相手の行動を理解するのは
あとまわしでOKです。

「どうしたの?」→「OK」→「じゃあ、それをしよう」という流れ。

これがベストですね。

理由を話さなくても大丈夫なんですよ。

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