スイス在住ママのお悩み解決パーソナリティー
杉野朋子です。
久しぶりに日本人の人と出会ってお話ししてたら、
「子どもの性格って、ないものねだりしちゃいますよねー。
うちはもっと積極的になってほしいなぁ。」と言ってました。
それを聞いて以前の自分が変わったことに気づきました。
『私は子どもを受け入れることができた』
短所を認めて、長所を積極的に伸ばすことが大事かな
と考えています。
(初めて「パン屋」さんへ(笑)
だって、ガラスケースのパンの名前を言えなかったから・・・)
「まずは短所を認めて」
私は娘が幼稚園の頃、
彼女の「怒りんぼ」を直したくて、
育児相談も通って、
本もたくさん読んで、
親子のトレーニング方法も取り入れて、
色々試しました。
育児相談は幼稚園に専門家が来て、受けていましたが、
「小学校へあがっても来てください、次は入学前にしときましょ」
と予約を入れられるシステムでした。
3月の相談が最後になりました。
私 「先生、ペアトレや紙に書きだすとか様々やってみましたけど、
なんかもういいかな(笑)って。
この子はこういう子なので、あはははw
このままでいいや(笑)」
専門家 「お母さん、その言葉がでたから、卒業よ。
次からこなくていいの」
私 「え?先生、専門家で
本もトレーニングも進めてたじゃない(笑)」
専門家 「ああ(笑) お母さんが子どもを丸ごと受け入れるっていう
ツールに過ぎないのよ。それに気づいてもらうものかな
と、私は思っているのよ。
私はアメリカまで勉強に行って、
トレーニングの資格を取ってやってきたけど、
結局お母さんが子どもをそのまま受け入れるかどうか
なのよ(笑)」
とても衝撃的なことだったのでよく覚えていて、
たまに思い出しています。
素敵な先生でした。
児童施設で一時預かりにもたずさわっていらして、
勉強になる話を多く聞かせてもらいました。
(日本から実母が送ってきた「蛙の飴」
駐在家族は無事に帰ることも務めw心配して神社へいったみたい)
『長所を積極的に伸ばす』
ここで学んだことは
「自分の長所を把握し、その先に何をしたいか
常に考えている」
という姿勢です。
ジュネーブの子は、将来の職業について小学5年生頃から
本格的に考えだします。
多くの子が高校へ進学しますが、
一年生で半分の子が落第し、
次の年も落としてしまったら、もう高校は退学だそうです。
卒業できるのは数名で、
他の子は「職業訓練校」へと進路を変えます。
「エンジニア」「銀行員」「食品関係」「美容師」「ホテルマン」
全て専門に訓練を受け、企業へ配属後は即戦力で働きます。
これを16・7歳の子が選び通います。
大学に進学する子は各高校で5名前後じゃないかな?と
地元の人が話していました。
「職業訓練校」をでた人の方が、大卒よりも給料がいい!なんて
こともよくあることだそう。
短所を克服することに時間をかけるよりも、
長所をもっと伸ばして「自分の得意で好きなことをして生きる」
そんな感じでしょうか。
娘の友達の紹介も変わってきました。
娘 「ニザくんはサッカーが得意。
ルイスは英語とフランス語とポルトガル語を話す。
あの子は一人で遊ぶことが多いけど、
友達といる時はリーダーになってる。」
友達の長所を見るようになってきました。
「私はそれができないからな~すごいな~」など、
人と比べることもしなくなりました。
長所をドンドン伸ばす!
この環境での変化かもしれません。
『マダムモコの
いつか使ってみたいフランス語講座~フランスの名字~』
⑤ FOURNIER
「カマドドリ」 (ベスト19)
鳥の種類もきざんでくるのね・・・素敵よ!
それでは
Au revoir
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