ジュネーブで子育て「『見てるぞ』は暴力の抑止力」

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ジュネーブで子育て
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スイス在住ママのお悩み解決パーソナリティー

杉野朋子です。

 

周りの目が「抑止力」になるお話。

 

ジュネーブの駅前で、姉弟がケンカを始めました。

 

周りには、イタリア系のビジネスマン、アフリカ系の女性二人、

北欧系の夫婦がいました。

 

『どうしたの?と心配だから見る』

 

無関心を装う心遣いで「親子を見ない」よりも、

「見てるぞ!」の方が、

私の行動は早く切り替えられました。

 

弟 「うるさいんだよ!」

 

姉 「()やめてよ()

 

弟は本気になって、姉を叩いて、蹴って。

 

その時、周りにいた5人の会話がスッと止まり、

視線は一気に姉弟へうつりました。

 

私 「やめなさい!暴力はダメよ。

   ムッシュやマダムも心配そうに見てるよ、ほら。

 

   何があっても、暴力はダメ。

   また繰り返すだけ。何の解決にもならない。

   それで、あなた(弟)はどうしたの?」

 

私が止めに入って、姉弟と話し始めたら、

周りの人達の会話はまた始まりました。

 

一瞬、静かになったことで「見られている」と

感じました。

 

私が「もう!やめなさい!」と叫ばなかったのは、

周りの視線が冷静にさせてくれお陰もでもあります。

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