かつしかFM「早く教えてっ!ママレーザー」の元パーソナリティー杉野朋子です。
家事も育児も苦手で、どうも上手くいかない
そんな私の悩みをプロに解決方法を聞いていく番組でした。
8月下旬から夫の転勤でスイス在住です。
番組を通じてプロから教えてもらったことをむねに、
スイスでまた新たなママ像を模索してきます。
(先輩の住んでいた所は超高級住宅街、いいなぁ~)
Samedi(土曜日)
この日は、夫の先輩が日本へ帰るので
家電製品をもらいに行きました。
テレビ、電話、掃除機、ルンバ、
今まで我が家になかった製品です。
ありがたい(涙)
特に困っていたのは、掃除機。
日本よりいくらか広くなったマンションを
ダイソーのほうきだけでは限界があり、
モップをかけたり、雑巾で水拭きしてみたり、
大変でした。
ヨーロッパのお掃除事情はまた後日、書きますね。
本当にすごいですよ。
ポルトガル人とドイツ人は超きれい好き!
少なくとも私は彼らのような掃除は絶対にできない!!
先輩のマンションは150年ぐらい前のもののようで、
マンションのドアやエレベーター、暖炉、オーブンなど
映画にでてきそうな作りでした。
夫 「写真を撮るんじゃないよ!恥ずかしい」
私 「え?ホテルみたいですね、ここで一人で住んで
いたんですよね?羨ましい」
先輩 「あ、そうね。でも、男だけど怖いのよ、結構(笑)」
先輩のマンションは広いし、家具も相当な年代もの
鏡などのデザインは貴族かっ!と思えるものでした。
うん、古く高級品な感じでホラー映画やサスペンスにでてきそうと
言えばそんな雰囲気がありました。
先輩 「晴れたらモンブランとか見えるんだよ。
今日は曇ってるからね、いつもは景色は最高だよ。
おじさん一人で住むところじゃないよね(笑)」
私 「あはははは!(笑)←便乗」
(我が家にきた J’aimeルンバ「ルンバ好き!」
日本では使ってなかった家電)
私 「先輩、スイスの時計買ったんですよね?見せてくださいよ」
先輩 「おい!お前しゃべったのか?」
夫 「ええ、まぁ、ちょっと。」
私 「全部見せてください!生で見たいです。」
先輩 「いやぁ、大したことないんだよ。見た目は、はぁ?って
感じだよ。本当に見たい?」
その後も、先輩は「大したことない」と10回以上言ってました。
(ふりがながいぞー(笑))
先輩は3本購入したようでした。
私 「どれが一番高いんですか?へぇ~1980年代のもの。
金はさびないですね。絶対にくるわない時計?
それなのに文字盤の所が薄いし軽い!凄いですね」
先輩 「そうなんだよ!この中のね技術が凄いのよ、
デザインは古いんだけど、ここの一つ一つのビスは
職人の手仕事なんだよ。」
他には世界時計を見せてくれました。
「海外の記者に電話する時にパッと腕でわかるでしょ!」
と先輩は5分ぐらい話してました。
私 「すんごい長い尺で言い訳いいましたね(笑)」
先輩 「あ~いや、一つの国じゃなくて、ヨーロッパもわかれば、
アラブ中東、アメリカも一発よ、これは。」
(う~ん、局内のデスク周辺に世界時計めっちゃあるじゃん。。
と思いながら、「完全に言い訳タイムですね、先輩」と
ニヤニヤしながら聞いてました)
その後、時計好きの男性と言えば、
もしかしあの数秘術の番号かもと思って、
生年月日を尋ねました。
私 「あ!先輩、珍しい数字!すごく変わっている人。
もう宇宙規模におかしい人ですよ。」
先輩 「カバラかなんか?」
私 「そう!よくご存じですね。」
先輩 「俺って、そんなに変わってる?」
私 「ええ、変わってますよ。(話してればわかりますよボソっ)」
先輩 「嬉しいなぁ~俺はA型だし、いつも何の変てつもないタイプ
だと思ってたよ。そんなに変わってるんだ。
いやぁ~こんなに褒められたことはないよ。
おじさんなんて褒められないからね。
今日はとっても楽しかった。
君は出世するね!
おじさん、こんなに喜ばせるんだから。」
私 「(いや数秘術言っただけ・・・(笑))
あ~はい!永遠の太鼓持ちだと思ってます!」
先輩はとても上機嫌で「元気でやれよ」と別れを告げてくれました。
こうやって誰かとすぐに盛り上がる私を
夫はいつも嫌がります。
でも、これが私の「生き抜く力」の一つであることは、
ジュネーヴに来て確信してますよ~。
言語がわからなくても、誰かとしゃべってる。。。
おしゃべりは、何となく人となりが伝わってくるものです、たぶん(笑)
(ちなみに先輩とは初対面 )
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